あなたに恋する恋愛ルセット レビュー
2017/06/28 Wed. 19:01 [edit]

更新
今日はユニゾンシフト ブロッサムの最新作、あなたに恋する恋愛ルセットのレビュー記事です。
ブロッサムは昔から好きなメーカーだったので期待していました。
ボリュームはさほど無いですが、
3週間くらいやっていたので、かなりまったり楽しんだ感じです。

つづき(ネタバレも含む可能性があります)
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シナリオは4人。TRUEやサブキャラの攻略はありません。
攻略順はフリーです。良いゲームですが、萌ゲーなのでオススメの攻略順とかもありません。
ルートそれぞれの時間は
共通 4h
ののか 2.5h
柚姫 2.5h
楓花 2.5h
美絵瑠 2.5h
計14h
本作は純粋な萌えゲーなのですぐに読み進めたいといったタイプでもなく、
ゆっくり進めてもこのくらいのボリュームです。ですので少々短めでしょうか。
特徴的なのはルートに入って仲良くなるまでの描写が丁寧で良いですね。
エロシーンを迎えてからは結構すぐに終わってしまう印象です。
本作の売りにもなっていますが、
小難しい話やよくある悪役を配置してのシリアス展開もなく
萌えゲーの中でも萌え寄りのゲームになっています。
悪くいえば起伏は薄いですが、丁寧に作られているので、不満足ということはありませんでした。
というわけでそれぞれのシナリオなどの感想を。
■共通
世界観としては学園モノの萌えゲーです。
超能力だの、魔法だの、ファンタジー要素は一切ありません。
専門授業を売りにしている学園で、
スイーツ男子の主人公が製菓の授業を選択するところから始まります。
共通は「製菓の授業を選択→製菓メインの学園生活→学園祭」までですね。
長さとしてはさほど長くありません。
キャッチコピー通り、甘い世界観でヒロインと仲良くなる過程を描きます。
尖った点はない本作ですが、丁寧に進行するので、
キャラがどうしても気に入らない方以外はニコニコと進められるものになってると思います。
主人公、サブキャラ含めて"良い人"ばかりなので余計なストレスも無いです。
あまり長い時間をぶっ通しでやると良さが薄れそうなので、
ゆーっくりやるのをオススメします。かなり蕩けます。
あとは本作の良いところなのですが、捨てキャラが全くいないんですよね。
共通で各ヒロインと触れ合ってて、いつでも甘くて幸せ!ってなれる点が強かったかなと。
個人的には第1印象の推しキャラはおっぱいに負けて楓花だったのですが、
共通をやってると柚姫と美絵瑠もいいな…と。
ののかに関しては口調と演技は好きだったのですが、若干パンチが弱いかなと。
個別でその印象も変わるのですけどね。
テーマにしている"お菓子"とゲームのコンセプトがマッチしていて、
尖りは無いのに退屈させない進行、キャラ、長さになっていて良い共通でした。
■ののか
最後に攻略しました。
個人的に共通と比べて個別で1番印象が化けたキャラです。
シナリオとしては、
製菓の大会に参加するという課題を通して、主人公と親密になり、
自分が望むお菓子作りということ自体について感じていくようなものになってます。
共通は「ノリが軽快で楽しさ満載な感じになるルートなのかな?」って思ってたんですが、
「めっちゃ女の子メーター振り切れてるじゃん!!」となったのが化けた理由です。
基本、自分はブロッサムには(キモオタが好む)女の子メーターを振り切るほどの
少女描写を望んでいる節があるので、「そうそれ!それを見たかったの!」と歓喜してました。
本作は基本主人公視点で進行しますが、
ふとした場面転換の際にはヒロイン目線のモノローグとかセリフが入ります。
それもブロッサムらしい良い具合で挟んでくるので、もうキモオタの心は鷲掴みです。
中でも、ののかは個人的に1番堪らんかったです。
布団で悶えるくらいには顔面崩壊してたと思います。
更に本作は恋人になるまでの過程がかなり丁寧に描かれており、
なった後(要するにHシーン後)はさほど長くない、という構成になっているので、
女の子メーターで身悶えている時間も比較的長く、非常に良かったです。
かといってルートを畳み掛ける後半も、設定を無駄にしないで
製菓について考えたり、成長したりと綺麗にまとめられているため、
全編通して、良い萌えゲーだった…となる点も良かったかなと。
告白シーンの一枚絵使うところとか、CGの使い所もかなりグッドです。
どのCGもいいところで入れてきたなーと感心してました。
シーン数は5。本編で4、ルートクリア後にオマケで1となってます。
絵も良く、巨乳も多めな本作ではありますが、抜きゲではないので用途としては微妙な扱いです。
純粋に萌えゲの一環としての甘エロシーンと考えれば良いのでは?思います。
■柚姫
2番目にやりました。
ののか以外、どのルートでもそうなのですが、
共通後は製菓の課題をペアで行い、それを通してシナリオが進行する流れです。
シリアスもない本作なので、悪く言えばお菓子作ってるだけ、になります。
シナリオとしては
製菓の課題を通して成長し、向上するために推薦のあった留学を決意するもの。
留学のくだりはシリアスのようにも感じますが…、あまり描写もなく、
一瞬で過ぎ去ってしまうので、結末の持って行き方は微妙でした。
前半は他のルートと同じく、お菓子作りながら次第に親密になっていく
といった作りになってます。告白シーンとかも良かったです。
ですが、後半がイマイチなので、本作の中では微妙だった印象が残りました。
キャラはとても向上心があって魅力的なキャラだと思います。
共通とかやってる中ではシナリオ次第では化けるかも?とは思ってました。
ただ、全体的には良いですが、「ここが好き!」ってポイントもイマイチなかったです。
シーン数は5。本編で4、ルートクリア後にオマケで1となってます。
単純に好みの問題かもしれませんが、本作の中ではHシーンは良かったです。
(いい加減、この声にも飽きてきたといえばそうなのですが)
■楓花
最初にやりました。
シナリオとしては
製菓のペアでの課題を通してお菓子作りと将来の進路を考えながら進行していくもの。
こんな凶悪な巨乳をしておいて意外とさっぱりしている点がツボでした。
基本的に男という生物に興味ありませんが?(無意識)といった
何気ない日常シーンがニコリとさせてくれます。
設定として実家が和菓子の名家ということで、
家族周りを絡めながら、お菓子作りと進路について悩みながら主人公と仲良くなっていきます。
こちらも後味良いシナリオになってましたが、他と比べると良さは薄めかな?
と個人的には思います。いや、つまらなくはないですけどね。
なんというか、あまりにも凹凸が無さすぎたような印象があります。
多分第1ビジュアルと体験版やった印象からあまり動くことなかったので
比較的、予想通りなルートだった。といったところでしょうか。
キャラとしては、黒髪、ゲーム1の巨乳、お淑やか、と
オタクが好きな要素を並べたようなキャラなので、勿論好きです。
特に口調とか、パティシエ服の髪型とか。細かいところでも好みにヒットしました。
シーン数は5。本編で4、ルートクリア後にオマケで1となってます。
ビジュアルに文句はない楓花ですが、その割にはHシーンはイマイチでした。
おそらく個人的にCGが好みでなかっただけ、とか、期待値が高い、とかだと思いますが、
他キャラよりも萌え方向に取ってもエロ方向に取っても弱めだった気がします。
有償特典の布モノ、普通の店舗特典なら一択だったんですけどね…。
さすがに9nineで有償特典は懲り気味なのか、スルーしました(トレーダー購入)
■美絵瑠
3番目にやりました。
シナリオとしては
製菓のペア課題を通して主人公と上手くやっていきながら、
家族の仲の良さだったり、感謝だったりを描写して進行します。
本ルートはかなりハートフルで「優しい世界…」って印象です。
その中でも美絵瑠のキュートさがうまく混ざっていて、こちらも良かったです。
最後のエピローグが「あっ、そうなるんだ」ってちょっぴり意外でした。
ルートの過程をちゃんと反映していて、納得出来ました。
他ルートは割と製菓の課題メインで進行することに対して、
いかに主人公と協力して両親に喜んでもらえるか、というのがメインだったので、
その過程と結末も他ルートと区別出来ていて良かったかなと思います。
キャラとしては体験版をやった時点から美絵瑠が化けそうだなぁ、
と個人的には思ってたのですが、案の定、ぷりちーでしたね。
(私服の時の髪型のボリュームがすげえことになってる、と思いましたが)
うさうさのくだりとかも勿論ズルかったですし、
前半部分の製菓作りの時に主人公をなんだかんだ気にしてしまう描写とかもグッドでした。
ルートとしては2番目に好きなルートになるかなと思います。
シーン数は5。本編で4、ルートクリア後にオマケで1となってます。
ヒロイン中、唯一の貧乳キャラですが、
萌えゲのシーンとしては入り方やシチュ含めて良かったと思います。
■グラフィック
原画に関しては好みは出るかもしれませんがレベルは高めです。
塗りに関してもレベルは高めで萌えゲーとして良いものに仕上がっているかなと。
ビジュアルに関しても服装によって髪型がコロコロ変わる、など力が入ってました。
シーン数も決して少なくはない関係で、日常CGの枚数は多くありませんが、
使い所はとても上手かったかなと思います。
個別のCGについては満足しているので、
個人的にはもう一つくらいみんなで行うイベント事があって、
ヒロイン同士の少しエッチ目な日常展開とCGとかあればもっと嬉しかったかなあと。
あとは一つ気になってたんですが、
立ち絵鑑賞モードで立ち絵を引きに出来ないですよね。よく分からなかったです。
■サウンド
安定の水月陵さんです。
この方、ブロッサムで書くときは本当に本気を出すイメージがあります。
ということでBGMは透明感があり、甘い世界観にピッタリで良いもの揃いでした。
個人的にはタイトル画面のBGMの時点でもう好きですね。
ブロッサムということで、ボーカル曲にも期待していたのですが、
そちらは少々期待ハズレだったかなぁと個人的には今は思ってます。
ななついろ、FH、レイラインと全く外さなかったので、かなり期待していたのですが。
■総評
純粋な萌えゲーで丁寧に作られている作品は久々でした。
萌えゲーとしてはかなり良かったと思ってます。
ひたすらヒロインと甘いことしてるゲームやりたい、という方や
1日少しずつ癒しを分けてもらいたい、という方にはオススメです。
ヒロインみんなそれぞれ良い子でキャラのバランスが良い点が魅力かなと思います。
あまり興味ないかな…というキャラがいないので、全体のバランスが非常に取れてます。
その上でキャラだけでなく、シナリオも不可なく丁寧に仕上がっているので
プレイしていて、楽しくない時があまりなかったという印象が強いです。
ただ、強いて言うなら無難すぎるくらい無難なゲームなので、
多くの本数をプレイした方が
「良い評判聞いたからやろうかな」と手を出すと微妙かもしれません。
「ハイレベルな普通の萌えゲー」といったところになるかと思います。
また、長い時間プレイするような作品でもないため、
夢中になるゲームを求めている方にはオススメ出来ないかなと思います。
ついでに、エロを求めて買うこともあまりオススメ出来ません。
どのルートも告白までの描写に力を入れているのが伝わってきました。
後半は若干エロシーンラッシュで、かつ何も無さすぎるものもあるかなとは思っていますが、
全体としても無難に良かったという評価になるかなと。
個人的には、特にののかルートが好みでした。
新生のブロッサムということでしたが、予想よりも良い作品でしたので、
次回作も購入するのではないかなと思います。
ただ、無難すぎるとも確かに思うので、
次回は歴代作品のようにファンタジー要素あるやつを見たいな、と思ってます。
かなりまったり楽しんでいましたが、もう6月の新作ですね。
自分は6/23発売のものは買う予定はないですが、
6/30発売のものは3本くらい買おうかなと思っているので数は多い月です。
(まあ予約していないのもあるので、1本くらいはすぐ買わずに様子見るかもしれませんが)
最近は少々仕事のほうが立て込んでいるので
今月は1回も秋葉原に行ってませんでしたが、今週は久々にふらふらする予定です。
何よりも購入者の発売記念抽選会が最近多すぎるのよね。
自分は出没可能な境遇なのでまあ良いんですが、秋葉原とか全く行かないが?
って人からしたらどうなのでしょうね。アレ。
ついでにその抽選会とか配布が平日なのも結構残念だなぁと。
"アダルト"ゲームなのに仕事抜けられない人に人権無さすぎてマジヲし辛い環境だなぁと。
マジヲなら何とかして来いってのは正論ではありますが、
世の中そう上手くいかない時もあるってのも事実なので、と自分は思ってます。
とりあえず今月は月末金曜の昼間に出没できそうです。
しかし7月以降、「んー、買おうかなぁ」くらいの作品はポツポツあっても
「震えて待ってる」みたいな新作が全くないんだけど、
そろそろ何か楽しみなのこないかなぁと最近は悶々としてます。
シナリオは4人。TRUEやサブキャラの攻略はありません。
攻略順はフリーです。良いゲームですが、萌ゲーなのでオススメの攻略順とかもありません。
ルートそれぞれの時間は
共通 4h
ののか 2.5h
柚姫 2.5h
楓花 2.5h
美絵瑠 2.5h
計14h
本作は純粋な萌えゲーなのですぐに読み進めたいといったタイプでもなく、
ゆっくり進めてもこのくらいのボリュームです。ですので少々短めでしょうか。
特徴的なのはルートに入って仲良くなるまでの描写が丁寧で良いですね。
エロシーンを迎えてからは結構すぐに終わってしまう印象です。
本作の売りにもなっていますが、
小難しい話やよくある悪役を配置してのシリアス展開もなく
萌えゲーの中でも萌え寄りのゲームになっています。
悪くいえば起伏は薄いですが、丁寧に作られているので、不満足ということはありませんでした。
というわけでそれぞれのシナリオなどの感想を。
■共通
世界観としては学園モノの萌えゲーです。
超能力だの、魔法だの、ファンタジー要素は一切ありません。
専門授業を売りにしている学園で、
スイーツ男子の主人公が製菓の授業を選択するところから始まります。
共通は「製菓の授業を選択→製菓メインの学園生活→学園祭」までですね。
長さとしてはさほど長くありません。
キャッチコピー通り、甘い世界観でヒロインと仲良くなる過程を描きます。
尖った点はない本作ですが、丁寧に進行するので、
キャラがどうしても気に入らない方以外はニコニコと進められるものになってると思います。
主人公、サブキャラ含めて"良い人"ばかりなので余計なストレスも無いです。
あまり長い時間をぶっ通しでやると良さが薄れそうなので、
ゆーっくりやるのをオススメします。かなり蕩けます。
あとは本作の良いところなのですが、捨てキャラが全くいないんですよね。
共通で各ヒロインと触れ合ってて、いつでも甘くて幸せ!ってなれる点が強かったかなと。
個人的には第1印象の推しキャラはおっぱいに負けて楓花だったのですが、
共通をやってると柚姫と美絵瑠もいいな…と。
ののかに関しては口調と演技は好きだったのですが、若干パンチが弱いかなと。
個別でその印象も変わるのですけどね。
テーマにしている"お菓子"とゲームのコンセプトがマッチしていて、
尖りは無いのに退屈させない進行、キャラ、長さになっていて良い共通でした。
■ののか
最後に攻略しました。
個人的に共通と比べて個別で1番印象が化けたキャラです。
シナリオとしては、
製菓の大会に参加するという課題を通して、主人公と親密になり、
自分が望むお菓子作りということ自体について感じていくようなものになってます。
共通は「ノリが軽快で楽しさ満載な感じになるルートなのかな?」って思ってたんですが、
「めっちゃ女の子メーター振り切れてるじゃん!!」となったのが化けた理由です。
基本、自分はブロッサムには(キモオタが好む)女の子メーターを振り切るほどの
少女描写を望んでいる節があるので、「そうそれ!それを見たかったの!」と歓喜してました。
本作は基本主人公視点で進行しますが、
ふとした場面転換の際にはヒロイン目線のモノローグとかセリフが入ります。
それもブロッサムらしい良い具合で挟んでくるので、もうキモオタの心は鷲掴みです。
中でも、ののかは個人的に1番堪らんかったです。
布団で悶えるくらいには顔面崩壊してたと思います。
更に本作は恋人になるまでの過程がかなり丁寧に描かれており、
なった後(要するにHシーン後)はさほど長くない、という構成になっているので、
女の子メーターで身悶えている時間も比較的長く、非常に良かったです。
かといってルートを畳み掛ける後半も、設定を無駄にしないで
製菓について考えたり、成長したりと綺麗にまとめられているため、
全編通して、良い萌えゲーだった…となる点も良かったかなと。
告白シーンの一枚絵使うところとか、CGの使い所もかなりグッドです。
どのCGもいいところで入れてきたなーと感心してました。
シーン数は5。本編で4、ルートクリア後にオマケで1となってます。
絵も良く、巨乳も多めな本作ではありますが、抜きゲではないので用途としては微妙な扱いです。
純粋に萌えゲの一環としての甘エロシーンと考えれば良いのでは?思います。
■柚姫
2番目にやりました。
ののか以外、どのルートでもそうなのですが、
共通後は製菓の課題をペアで行い、それを通してシナリオが進行する流れです。
シリアスもない本作なので、悪く言えばお菓子作ってるだけ、になります。
シナリオとしては
製菓の課題を通して成長し、向上するために推薦のあった留学を決意するもの。
留学のくだりはシリアスのようにも感じますが…、あまり描写もなく、
一瞬で過ぎ去ってしまうので、結末の持って行き方は微妙でした。
前半は他のルートと同じく、お菓子作りながら次第に親密になっていく
といった作りになってます。告白シーンとかも良かったです。
ですが、後半がイマイチなので、本作の中では微妙だった印象が残りました。
キャラはとても向上心があって魅力的なキャラだと思います。
共通とかやってる中ではシナリオ次第では化けるかも?とは思ってました。
ただ、全体的には良いですが、「ここが好き!」ってポイントもイマイチなかったです。
シーン数は5。本編で4、ルートクリア後にオマケで1となってます。
単純に好みの問題かもしれませんが、本作の中ではHシーンは良かったです。
(いい加減、この声にも飽きてきたといえばそうなのですが)
■楓花
最初にやりました。
シナリオとしては
製菓のペアでの課題を通してお菓子作りと将来の進路を考えながら進行していくもの。
こんな凶悪な巨乳をしておいて意外とさっぱりしている点がツボでした。
基本的に男という生物に興味ありませんが?(無意識)といった
何気ない日常シーンがニコリとさせてくれます。
設定として実家が和菓子の名家ということで、
家族周りを絡めながら、お菓子作りと進路について悩みながら主人公と仲良くなっていきます。
こちらも後味良いシナリオになってましたが、他と比べると良さは薄めかな?
と個人的には思います。いや、つまらなくはないですけどね。
なんというか、あまりにも凹凸が無さすぎたような印象があります。
多分第1ビジュアルと体験版やった印象からあまり動くことなかったので
比較的、予想通りなルートだった。といったところでしょうか。
キャラとしては、黒髪、ゲーム1の巨乳、お淑やか、と
オタクが好きな要素を並べたようなキャラなので、勿論好きです。
特に口調とか、パティシエ服の髪型とか。細かいところでも好みにヒットしました。
シーン数は5。本編で4、ルートクリア後にオマケで1となってます。
ビジュアルに文句はない楓花ですが、その割にはHシーンはイマイチでした。
おそらく個人的にCGが好みでなかっただけ、とか、期待値が高い、とかだと思いますが、
他キャラよりも萌え方向に取ってもエロ方向に取っても弱めだった気がします。
有償特典の布モノ、普通の店舗特典なら一択だったんですけどね…。
さすがに9nineで有償特典は懲り気味なのか、スルーしました(トレーダー購入)
■美絵瑠
3番目にやりました。
シナリオとしては
製菓のペア課題を通して主人公と上手くやっていきながら、
家族の仲の良さだったり、感謝だったりを描写して進行します。
本ルートはかなりハートフルで「優しい世界…」って印象です。
その中でも美絵瑠のキュートさがうまく混ざっていて、こちらも良かったです。
最後のエピローグが「あっ、そうなるんだ」ってちょっぴり意外でした。
ルートの過程をちゃんと反映していて、納得出来ました。
他ルートは割と製菓の課題メインで進行することに対して、
いかに主人公と協力して両親に喜んでもらえるか、というのがメインだったので、
その過程と結末も他ルートと区別出来ていて良かったかなと思います。
キャラとしては体験版をやった時点から美絵瑠が化けそうだなぁ、
と個人的には思ってたのですが、案の定、ぷりちーでしたね。
(私服の時の髪型のボリュームがすげえことになってる、と思いましたが)
うさうさのくだりとかも勿論ズルかったですし、
前半部分の製菓作りの時に主人公をなんだかんだ気にしてしまう描写とかもグッドでした。
ルートとしては2番目に好きなルートになるかなと思います。
シーン数は5。本編で4、ルートクリア後にオマケで1となってます。
ヒロイン中、唯一の貧乳キャラですが、
萌えゲのシーンとしては入り方やシチュ含めて良かったと思います。
■グラフィック
原画に関しては好みは出るかもしれませんがレベルは高めです。
塗りに関してもレベルは高めで萌えゲーとして良いものに仕上がっているかなと。
ビジュアルに関しても服装によって髪型がコロコロ変わる、など力が入ってました。
シーン数も決して少なくはない関係で、日常CGの枚数は多くありませんが、
使い所はとても上手かったかなと思います。
個別のCGについては満足しているので、
個人的にはもう一つくらいみんなで行うイベント事があって、
ヒロイン同士の少しエッチ目な日常展開とCGとかあればもっと嬉しかったかなあと。
あとは一つ気になってたんですが、
立ち絵鑑賞モードで立ち絵を引きに出来ないですよね。よく分からなかったです。
■サウンド
安定の水月陵さんです。
この方、ブロッサムで書くときは本当に本気を出すイメージがあります。
ということでBGMは透明感があり、甘い世界観にピッタリで良いもの揃いでした。
個人的にはタイトル画面のBGMの時点でもう好きですね。
ブロッサムということで、ボーカル曲にも期待していたのですが、
そちらは少々期待ハズレだったかなぁと個人的には今は思ってます。
ななついろ、FH、レイラインと全く外さなかったので、かなり期待していたのですが。
■総評
純粋な萌えゲーで丁寧に作られている作品は久々でした。
萌えゲーとしてはかなり良かったと思ってます。
ひたすらヒロインと甘いことしてるゲームやりたい、という方や
1日少しずつ癒しを分けてもらいたい、という方にはオススメです。
ヒロインみんなそれぞれ良い子でキャラのバランスが良い点が魅力かなと思います。
あまり興味ないかな…というキャラがいないので、全体のバランスが非常に取れてます。
その上でキャラだけでなく、シナリオも不可なく丁寧に仕上がっているので
プレイしていて、楽しくない時があまりなかったという印象が強いです。
ただ、強いて言うなら無難すぎるくらい無難なゲームなので、
多くの本数をプレイした方が
「良い評判聞いたからやろうかな」と手を出すと微妙かもしれません。
「ハイレベルな普通の萌えゲー」といったところになるかと思います。
また、長い時間プレイするような作品でもないため、
夢中になるゲームを求めている方にはオススメ出来ないかなと思います。
ついでに、エロを求めて買うこともあまりオススメ出来ません。
どのルートも告白までの描写に力を入れているのが伝わってきました。
後半は若干エロシーンラッシュで、かつ何も無さすぎるものもあるかなとは思っていますが、
全体としても無難に良かったという評価になるかなと。
個人的には、特にののかルートが好みでした。
新生のブロッサムということでしたが、予想よりも良い作品でしたので、
次回作も購入するのではないかなと思います。
ただ、無難すぎるとも確かに思うので、
次回は歴代作品のようにファンタジー要素あるやつを見たいな、と思ってます。
かなりまったり楽しんでいましたが、もう6月の新作ですね。
自分は6/23発売のものは買う予定はないですが、
6/30発売のものは3本くらい買おうかなと思っているので数は多い月です。
(まあ予約していないのもあるので、1本くらいはすぐ買わずに様子見るかもしれませんが)
最近は少々仕事のほうが立て込んでいるので
今月は1回も秋葉原に行ってませんでしたが、今週は久々にふらふらする予定です。
何よりも購入者の発売記念抽選会が最近多すぎるのよね。
自分は出没可能な境遇なのでまあ良いんですが、秋葉原とか全く行かないが?
って人からしたらどうなのでしょうね。アレ。
ついでにその抽選会とか配布が平日なのも結構残念だなぁと。
"アダルト"ゲームなのに仕事抜けられない人に人権無さすぎてマジヲし辛い環境だなぁと。
マジヲなら何とかして来いってのは正論ではありますが、
世の中そう上手くいかない時もあるってのも事実なので、と自分は思ってます。
とりあえず今月は月末金曜の昼間に出没できそうです。
しかし7月以降、「んー、買おうかなぁ」くらいの作品はポツポツあっても
「震えて待ってる」みたいな新作が全くないんだけど、
そろそろ何か楽しみなのこないかなぁと最近は悶々としてます。
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category: アニメ・ゲーム
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