星恋*ティンクル レビュー
2017/01/28 Sat. 18:55 [edit]

更新
本日は昨日発売のきゃべつそふと最新作
星恋*ティンクルのレビュー記事です。
昨日の昼頃からはじめて先程完走しました。
外出とお酒を飲みに行ったりもしたので、ずっとやってたわけではないのですけどね・・・。
夏頃に発表されて半年間、楽しみにしてきました。

それでは参ります。
つづき(ネタバレも含む可能性があります)
-- 続きを読む --
夏コミのグッズから、割とおっかけてきた星恋ティンクルです。
メーカーとしては処女作になりますね。
企画、シナリオが「なかひろ先生」ということでぼちぼち期待していました。
というのも、FAVORITEのイメージが結構強いからなんですが・・・。
それに加えて題材が「星」となるとどうしても・・・。
それ以上にグラフィック、キャラ周りに期待している人が多かったのではないかな、と。
自分は梱枝りこ先生(無人少女)の絵は今までそれほど興味が無かったのですが
グラフィッカーの力が偉大なのか、テカテカ艶っぽく、発表から虜になりました。
サンプルCGや体験版からもその辺りは期待できると分かっていましたしね。
(なんといっても、とりあえず立ち絵、CG、ともかく肌色率が高い!)
シナリオが当たってくれると良いな、と切実に願っていた作品であります。
では、内容にいこうかなと思います。
シナリオですが、ヒロインは4人。サブの攻略はありません。
そらは、珠希、咲良は最初から攻略可能ですが、
上記3人をクリア後、凪ルートが開放されます。
また、凪ルートクリア後にGRANDルート(凪TRUE)が開放されます。
また、それぞれのルートクリア後にAFTERストーリーが5つ程度開放されます。
どれもエロシーン補完、日常のさりげないショートエピソードです。
基本的にはルートクリア後にそのキャラのAFTERが追加されますが、
一部異なるものがあります。
「そらはAFTERの6つ目のエピソード」
→凪ルートまでクリアしたところで開放されました
「その他AFTERのエピソード2つ」
→凪ルートまでクリアしたところで開放されました
ルートそれぞれの時間は
共通・・・3h
そらは・・・2h弱
珠希・・・2h弱
咲良・・・2h弱
凪・・・2h弱
GRAND・・・1.5h
計12h
※それぞれAFTERエピソード込みの時間です。
正直に申し上げると、今時フルプライスでこれは・・・短い!
それぞれのシナリオ感想で細かくは書くつもりですが、
体験版でも感じられた意味深で壮大な設定な割にテキスト量はかなり少ないです。
■プレイ前に
・アップデートパッチが公開されています。
致命的な内容ではないみたいですが、当てておくことをおすすめします。
・フォント変更について
この手のゲームをやる方は慣れたもんだとは思いますが
メニューの「文字表示」からフォントやフォント効果を変更可能です。
ゲーム内のシステムからは変更できません。
・システム設定について
最近よく見かけるこのエンジンですが・・・
デフォルトだと「右クリックでシステム画面表示」になっています。
自分は「右クリックでメッセージウィンドウ消去」派なので、最初違和感ありました。
メニューの「ヘルプ」→「特殊な動作設定」から変更可能です。
■共通
舞台は田舎街。
シナリオとしては、主人公と妹のそらはが越してくるところから始まります。
そこからその街でしか見えない星「ナギ」の存在と出会ってから
星夜部を設立するまでが共通です。
体験版が公開されていますが、「体験版に収録されている内容=共通」です。
体験版部分の後はすぐに個別に入ります。
ちょいちょいと意味深な設定がある描写を入れてきながらも
基本的にはキャラ中心で進みますし、CG、肌色も多い(テキスト量が少ないから)ので、
キャラゲー目当てで購入している方はニコニコ進められると思います。
そういった面では自分も満足しています。
シナリオについては、
「ナギ」のことであったり、不思議な力「勇」「仁」「知」のこともあってか、
個別に期待ということで・・・というつもりでした。
(個別はそんな期待を結構裏切られるわけですが・・・)
初見だと良かったのでしょうけど、自分は体験版を3回やってたので、
「共通ってそれで終わりだったんかい!」というイメージが強いです。
てっきり
「共通①(体験版部分)」→「共通②(ヒロインとより仲良くなるまで)」→「個別」
かなと思っていたので、随分と虚しくなりました。もっと共通見たかったです。
ちなみに凪ルートは最初攻略できませんので、
体験版で選択可能だった選択肢は表示されないものがありました。
■そらは
公式でも露骨に推されている人気キャラで期待もあり、3番目にプレイ。
シナリオは群雲家の出生について
他の2人よりかは設定に関わる色が強いシナリオでした。
御三家+群雲家の因縁に触れていたり、
主人公やそらはが神技を宿していることなど、設定も補完もされるのですが、
内容としては大分あっさりで、結局はシスコンブラコンの物語でした。
珠希、咲良にも言えることなのですが、基本的に
「問題発生」→「解決(ここまで1h程度)」→「怒涛のエロシーン」→「ED」
といった流れで構成されてます。はっきり言うとクソ短いです。
上記、内容も凪以外は結構あっさりとしたもので、結構投げ捨て気味です。
キャラやCGの力でクリックを進めていたら、一瞬で終わった、みたいな印象です。
なので、テキストが辛いとか、だれるということは特に無かったですが、
面白くて続きや真相が気になって仕方ない、という内容でもありませんでした。
キャラについては、ポンコツ妹ということで期待通り良かったです。
ただ共通をやったときから印象強すぎたので、個別はより尖った印象は無かったです。
シーン数は5。その内、2つはAFTERです。
■珠希
2番目にプレイ。
シナリオは織紙家の呪いと初恋について
よく見かける自分が恋すると相手が不幸になる系のシナリオでした。
織紙家の話は出てきますが、ナギの話や街の話はあまり出てこないので
番外編といった感じです。
普通に恋愛話の内容ですし、デレ成分が多いので、
本作の中では一番キャラゲーに近いルートだったかなと思います(短いですが)。
キャラとしてはデレ成分多め淫乱属性なのでヒットする人にはするかなと。
個人的には嫌いじゃない(本作に興味が無いキャラがそもそもいない)けど、
シナリオも平凡だったこともあり、若干、印象薄でしょうか。
シーン数は5。その内、2つはAFTERです。
■咲良
1番目にプレイ(下半身に忠実に従った結果)。
シナリオは忘れた記憶と思い出について
こちらもナギの話や街の話は全く出てこないので、番外編といった感じです。
主人公と咲良は実は昔に出会っていた、というよく見かける話です。
もうちょっと別のテーマがあるシナリオでよいのでは・・・、と思ってます。
本作の設定の中から切り落としても全く問題ない部分ですし、
御三家や姉との内容を描いたシナリオでいいんじゃないかなと思いました。
それにしても・・・、
リーベルや凪、神技といった内容はGRANDで語られるから良いものの、
アマノくんという存在自体が完走した後でも謎すぎるなのが、残念です。
キャラとしてはM属性のあるメイドさんです。
個人的にはキャラが映えてるというわけではないんですが、
率直に下半身に優しくないCGやシーンが多いので、好きです。
特にサンプルCGでもありますが、花瓶やわかめ酒シーンは大好きです。
シーン数は5。その内、2つはAFTERです。
■凪
強制的に4番目にプレイ。
シナリオは星夜部とナギについて
凪ルートとGRANDは繋がっているので、
途中でBAD気味にブツ切りにされて、GRANDに続く・・・といった流れです。
内容としては星夜部の活動として、星夜祭でナギについての演劇をやります。
その過程でナギについてや、凪の出生について触れていきます。
まさか演劇展開だとはあまり思って無かったです。
ここまで意味不明だった不思議現象も徐々に理解できるかと思いきや、
真相はGRANDまでお預けなので、
「ここまで短いし、GRANDってもしかして超なげえのかな・・・」とか思ってました。
(結局ちゃんと説明はされるものの、長くはないのですが・・・)
最終的には凪が突然消えるという展開でGRANDに続きます。
キャラとしてはロリ属性の自由奔放キャラです。
個人的にはセリフとか唐突な挙動も面白かったですし、
残念な感じに扱われているところも面白くて良かったです。
AFTERの「コスメティック」は大分面白かったのでお気に入りです。
あと、自分は買わなかったですが、グッドウィル特典、良いですね。
シーン数は5。その内、2つはAFTERです。
■GRAND
凪ルートの後の展開です。
内容としては、壮大すぎる設定の中、消えた凪を探すという内容です。
1.5hほどで終わるので、長くはありませんが、ここでは
・ナギの正体
・凪とリーベルについて
・神技について
そのあたりが、一気に語られます。ここにきていきなり壮大な設定と共に・・・。
こういう少しファンタジーでGRANDに設定を大きくもってくるところは
少々、昔のオーガストらしい部分もあるかな、なんて思ってました。
一応、回収はしてくれたので、テキストとしてはスラスラ読める内容でした。
ただここにきて一気に宇宙だとか、惑星間飛行とか、壮大すぎました。
(なんか見たことあるような話・・・と一瞬感じましたが、
おそらく「キサラギGOLD☆STAR」や「星の王子くん」等をを思い出したのでしょう。
細かいところは違いますが、そんな感じの内容です)
枠組みとしては面白く、続きが気になる内容で、スラスラ読めましたが、
終わってみると畳み方がものすごく急ぎ足だったのが残念です。
結局、閉鎖的な街とか御三家とかもそんなに活きていなかったですし、
各個別を上手く絡めてからのGRANDにして欲しかったかなと個人的には思ってます。
ただ、ただのキャラゲー・CGゲーで終わらなかったのは
次回作にも期待、という意味で良かったです。本当に。
これで設定投げ捨てだったらキレてたかもしれません。
・グラフィック
良かったです・・・!
テキスト量が少ない割にCG数は結構あるので、頻繁にCG表示がある印象です。
塗りが非常に好みなので、同様の方がいれば、大分嬉しい内容だと思います。
CGの内容についても肌色、チラ率が非常に高いですね。ありがとうございます。
このカケラもコンシューマにする気のない強気な姿勢、大好きです。
特に「そらはルートのサンタCG」とか「AFTERの裸プール」とか
そういう「日常だけどエッチだ・・・」みたいなCG大好物なんですよ。
最近のゲームでいつも日常CG物足りないなあと思うのは、
その辺が主な原因だったりするので、そこがたくさんあったのは本当に良かったです。
動きは平均的な本作ですが、表情はかなり種類があり、立ち絵も良かったです。
シーンについてもAFTERで随分と変態的なシーンを補完するのが嬉しかったです。
このメーカーは放尿メーカーを目指しているんでしょうかね・・・。
なんと、全キャラで放尿シーン有りという何ともありがたいチョイスでした。
ここまでそっち方面に力を入れるなら、
あとはサブキャラとかハーレムがあったらバンザイでした。
というかハーレムはAFTERであそこフラグ立てといて無いことに脱力。
個人的にFDというものがそこまで好きではないのですが、
本作はそっち方面には色々と期待したいので、FD出して頂きたい所存です(期待)
■サウンド
前々から発表されてましたが、ここで佐々木未来の名前を見るとは・・・。
というわけでOPは佐々木未来さんです。
昔(おいスペまで)、ミルキィホームズオタだった自身としては、
なんとも言えない感じです。
OP曲としては、疾走感ありすぎるので、
テーマも星ということで、もう少し綺麗めなメロディーのほうが好みでした。
個別ED曲はこれもなんの因果なのか、新田恵海さんでした。
本来あり得ないと思うのですが、
EDのスタッフロールでアーティスト名の記載がありませんでした。
(作詞、作曲、編曲等の記載があるのにアーティストが無いのはありえないよね?)
アダルト業界に関連するものは引退されたということですし、
なんか事情ありありな感じなのでしょうね・・・。
ED曲としては、えみつんの声はED曲には合わないような気がする・・・(ハッキリ)
良い意味で声が力強すぎるんですよね。ただ、EDではないかな、と。
個人的にはEDは
「このゲームも終わりかあ」とか「なんだかんだでやってよかったなー」
みたいな読破感を感じられるのが、EDにおいて名曲の条件だと思ってますが、
ちょっとえみつんの声はそういうイメージとは違う・・・ってのが理由です。
グランドEDの曲は凪役の遥そらさんです。
本作のボーカル曲の中では一番好きです。
まず「めざめのうた」というタイトルが好きですね。
GRAND後の曲名としては非常に良いタイトルです。
曲調も上記で書いたように、読破感を感じられる良いメロディーでした。
美少女ゲームに限らず、サブカルチャー全般のお歌というのは
作品の完成度に引っ張られるのが常ですので、難しいですね。
この曲もシナリオの完成度がより高ければ・・・といった気持ちがあります。
■総評
美少女ゲームの評価というのは
・自分がキャラをどこまで気に入るか
・自分の期待値に大してどれだけ良い感想を持つことができたか
・客観的に拙くても自分の好き嫌い
があるので、あまり数字にするのは得意ではないのですが、
本作は点数にするなら、個人的には100点満点中75点です。
その理由は、設定は面白くする要素があるのに、
シナリオが短すぎて畳み方が怒涛すぎる点につきます。
また、
・凪以外のキャラ、個別が立ってなさすぎる点
・御三家や街の歴史が闇とかいう割に意外をあっさりしてた点
も、少々残念だったかなと。
他、キャラゲーやCG、シーンとしては申し分無かったので、その点は良です。
例えば、個別後にショートエピソードが追加される作りは個人的に好みです。
本編に関係ない内容でもさらっとしたエピソードが面白かったりしました。
こういう内容が共通にもう少し欲しかったというのが本音です。
キャラゲーとして期待している方にはオススメしますが、
ガチガチに面白いシナリオを期待しているとボリューム不足かなと思います。
次回作が出るなら、今度はもう少しボリュームある作品になることを祈ります。
ただの量産型萌えゲーメーカーになるよりかはこの方向で頑張って欲しい所存です。
キャラやCGといった面はもうこのメーカーの目玉になっている感じがあるので、
そこは捨てて欲しくないのですが・・・。

実はこんなものまで掴んでいます。
FDを出すメーカーか知らないですが、今後の展開も何か聞けるかもですね。
元々、この週末はすべて星恋ティンクルで潰すつもりだったのですが・・・
儚くも期待の半分くらいの時間で終わってしまったので、
キミの瞳にヒットミーでもやることにします。
2月は買っても1本ですかね。来月はまた社畜、隠居、引きこもりになりそうです。
実は東京のサイン会も参加してきました(3/11)
接近系のイベントでしたが、ロケーションがよく分からないイベントでした。

2016夏コミグッズの絵を使ったアレですね。エッチです。
夏コミのグッズから、割とおっかけてきた星恋ティンクルです。
メーカーとしては処女作になりますね。
企画、シナリオが「なかひろ先生」ということでぼちぼち期待していました。
というのも、FAVORITEのイメージが結構強いからなんですが・・・。
それに加えて題材が「星」となるとどうしても・・・。
それ以上にグラフィック、キャラ周りに期待している人が多かったのではないかな、と。
自分は梱枝りこ先生(無人少女)の絵は今までそれほど興味が無かったのですが
グラフィッカーの力が偉大なのか、テカテカ艶っぽく、発表から虜になりました。
サンプルCGや体験版からもその辺りは期待できると分かっていましたしね。
(なんといっても、とりあえず立ち絵、CG、ともかく肌色率が高い!)
シナリオが当たってくれると良いな、と切実に願っていた作品であります。
では、内容にいこうかなと思います。
シナリオですが、ヒロインは4人。サブの攻略はありません。
そらは、珠希、咲良は最初から攻略可能ですが、
上記3人をクリア後、凪ルートが開放されます。
また、凪ルートクリア後にGRANDルート(凪TRUE)が開放されます。
また、それぞれのルートクリア後にAFTERストーリーが5つ程度開放されます。
どれもエロシーン補完、日常のさりげないショートエピソードです。
基本的にはルートクリア後にそのキャラのAFTERが追加されますが、
一部異なるものがあります。
「そらはAFTERの6つ目のエピソード」
→凪ルートまでクリアしたところで開放されました
「その他AFTERのエピソード2つ」
→凪ルートまでクリアしたところで開放されました
ルートそれぞれの時間は
共通・・・3h
そらは・・・2h弱
珠希・・・2h弱
咲良・・・2h弱
凪・・・2h弱
GRAND・・・1.5h
計12h
※それぞれAFTERエピソード込みの時間です。
正直に申し上げると、今時フルプライスでこれは・・・短い!
それぞれのシナリオ感想で細かくは書くつもりですが、
体験版でも感じられた意味深で壮大な設定な割にテキスト量はかなり少ないです。
■プレイ前に
・アップデートパッチが公開されています。
致命的な内容ではないみたいですが、当てておくことをおすすめします。
・フォント変更について
この手のゲームをやる方は慣れたもんだとは思いますが
メニューの「文字表示」からフォントやフォント効果を変更可能です。
ゲーム内のシステムからは変更できません。
・システム設定について
最近よく見かけるこのエンジンですが・・・
デフォルトだと「右クリックでシステム画面表示」になっています。
自分は「右クリックでメッセージウィンドウ消去」派なので、最初違和感ありました。
メニューの「ヘルプ」→「特殊な動作設定」から変更可能です。
■共通
舞台は田舎街。
シナリオとしては、主人公と妹のそらはが越してくるところから始まります。
そこからその街でしか見えない星「ナギ」の存在と出会ってから
星夜部を設立するまでが共通です。
体験版が公開されていますが、「体験版に収録されている内容=共通」です。
体験版部分の後はすぐに個別に入ります。
ちょいちょいと意味深な設定がある描写を入れてきながらも
基本的にはキャラ中心で進みますし、CG、肌色も多い(テキスト量が少ないから)ので、
キャラゲー目当てで購入している方はニコニコ進められると思います。
そういった面では自分も満足しています。
シナリオについては、
「ナギ」のことであったり、不思議な力「勇」「仁」「知」のこともあってか、
個別に期待ということで・・・というつもりでした。
(個別はそんな期待を結構裏切られるわけですが・・・)
初見だと良かったのでしょうけど、自分は体験版を3回やってたので、
「共通ってそれで終わりだったんかい!」というイメージが強いです。
てっきり
「共通①(体験版部分)」→「共通②(ヒロインとより仲良くなるまで)」→「個別」
かなと思っていたので、随分と虚しくなりました。もっと共通見たかったです。
ちなみに凪ルートは最初攻略できませんので、
体験版で選択可能だった選択肢は表示されないものがありました。
■そらは
公式でも露骨に推されている人気キャラで期待もあり、3番目にプレイ。
シナリオは群雲家の出生について
他の2人よりかは設定に関わる色が強いシナリオでした。
御三家+群雲家の因縁に触れていたり、
主人公やそらはが神技を宿していることなど、設定も補完もされるのですが、
内容としては大分あっさりで、結局はシスコンブラコンの物語でした。
珠希、咲良にも言えることなのですが、基本的に
「問題発生」→「解決(ここまで1h程度)」→「怒涛のエロシーン」→「ED」
といった流れで構成されてます。はっきり言うとクソ短いです。
上記、内容も凪以外は結構あっさりとしたもので、結構投げ捨て気味です。
キャラやCGの力でクリックを進めていたら、一瞬で終わった、みたいな印象です。
なので、テキストが辛いとか、だれるということは特に無かったですが、
面白くて続きや真相が気になって仕方ない、という内容でもありませんでした。
キャラについては、ポンコツ妹ということで期待通り良かったです。
ただ共通をやったときから印象強すぎたので、個別はより尖った印象は無かったです。
シーン数は5。その内、2つはAFTERです。
■珠希
2番目にプレイ。
シナリオは織紙家の呪いと初恋について
よく見かける自分が恋すると相手が不幸になる系のシナリオでした。
織紙家の話は出てきますが、ナギの話や街の話はあまり出てこないので
番外編といった感じです。
普通に恋愛話の内容ですし、デレ成分が多いので、
本作の中では一番キャラゲーに近いルートだったかなと思います(短いですが)。
キャラとしてはデレ成分多め淫乱属性なのでヒットする人にはするかなと。
個人的には嫌いじゃない(本作に興味が無いキャラがそもそもいない)けど、
シナリオも平凡だったこともあり、若干、印象薄でしょうか。
シーン数は5。その内、2つはAFTERです。
■咲良
1番目にプレイ(下半身に忠実に従った結果)。
シナリオは忘れた記憶と思い出について
こちらもナギの話や街の話は全く出てこないので、番外編といった感じです。
主人公と咲良は実は昔に出会っていた、というよく見かける話です。
もうちょっと別のテーマがあるシナリオでよいのでは・・・、と思ってます。
本作の設定の中から切り落としても全く問題ない部分ですし、
御三家や姉との内容を描いたシナリオでいいんじゃないかなと思いました。
それにしても・・・、
リーベルや凪、神技といった内容はGRANDで語られるから良いものの、
アマノくんという存在自体が完走した後でも謎すぎるなのが、残念です。
キャラとしてはM属性のあるメイドさんです。
個人的にはキャラが映えてるというわけではないんですが、
率直に下半身に優しくないCGやシーンが多いので、好きです。
特にサンプルCGでもありますが、花瓶やわかめ酒シーンは大好きです。
シーン数は5。その内、2つはAFTERです。
■凪
強制的に4番目にプレイ。
シナリオは星夜部とナギについて
凪ルートとGRANDは繋がっているので、
途中でBAD気味にブツ切りにされて、GRANDに続く・・・といった流れです。
内容としては星夜部の活動として、星夜祭でナギについての演劇をやります。
その過程でナギについてや、凪の出生について触れていきます。
まさか演劇展開だとはあまり思って無かったです。
ここまで意味不明だった不思議現象も徐々に理解できるかと思いきや、
真相はGRANDまでお預けなので、
「ここまで短いし、GRANDってもしかして超なげえのかな・・・」とか思ってました。
(結局ちゃんと説明はされるものの、長くはないのですが・・・)
最終的には凪が突然消えるという展開でGRANDに続きます。
キャラとしてはロリ属性の自由奔放キャラです。
個人的にはセリフとか唐突な挙動も面白かったですし、
残念な感じに扱われているところも面白くて良かったです。
AFTERの「コスメティック」は大分面白かったのでお気に入りです。
あと、自分は買わなかったですが、グッドウィル特典、良いですね。
シーン数は5。その内、2つはAFTERです。
■GRAND
凪ルートの後の展開です。
内容としては、壮大すぎる設定の中、消えた凪を探すという内容です。
1.5hほどで終わるので、長くはありませんが、ここでは
・ナギの正体
・凪とリーベルについて
・神技について
そのあたりが、一気に語られます。ここにきていきなり壮大な設定と共に・・・。
こういう少しファンタジーでGRANDに設定を大きくもってくるところは
少々、昔のオーガストらしい部分もあるかな、なんて思ってました。
一応、回収はしてくれたので、テキストとしてはスラスラ読める内容でした。
ただここにきて一気に宇宙だとか、惑星間飛行とか、壮大すぎました。
おそらく「キサラギGOLD☆STAR」や「星の王子くん」等をを思い出したのでしょう。
細かいところは違いますが、そんな感じの内容です)
枠組みとしては面白く、続きが気になる内容で、スラスラ読めましたが、
終わってみると畳み方がものすごく急ぎ足だったのが残念です。
結局、閉鎖的な街とか御三家とかもそんなに活きていなかったですし、
各個別を上手く絡めてからのGRANDにして欲しかったかなと個人的には思ってます。
ただ、ただのキャラゲー・CGゲーで終わらなかったのは
次回作にも期待、という意味で良かったです。本当に。
これで設定投げ捨てだったらキレてたかもしれません。
・グラフィック
良かったです・・・!
テキスト量が少ない割にCG数は結構あるので、頻繁にCG表示がある印象です。
塗りが非常に好みなので、同様の方がいれば、大分嬉しい内容だと思います。
CGの内容についても肌色、チラ率が非常に高いですね。ありがとうございます。
このカケラもコンシューマにする気のない強気な姿勢、大好きです。
特に「そらはルートのサンタCG」とか「AFTERの裸プール」とか
そういう「日常だけどエッチだ・・・」みたいなCG大好物なんですよ。
最近のゲームでいつも日常CG物足りないなあと思うのは、
その辺が主な原因だったりするので、そこがたくさんあったのは本当に良かったです。
動きは平均的な本作ですが、表情はかなり種類があり、立ち絵も良かったです。
シーンについてもAFTERで随分と変態的なシーンを補完するのが嬉しかったです。
このメーカーは放尿メーカーを目指しているんでしょうかね・・・。
なんと、全キャラで放尿シーン有りという何ともありがたいチョイスでした。
ここまでそっち方面に力を入れるなら、
あとはサブキャラとかハーレムがあったらバンザイでした。
というかハーレムはAFTERであそこフラグ立てといて無いことに脱力。
個人的にFDというものがそこまで好きではないのですが、
本作はそっち方面には色々と期待したいので、FD出して頂きたい所存です(期待)
■サウンド
前々から発表されてましたが、ここで佐々木未来の名前を見るとは・・・。
というわけでOPは佐々木未来さんです。
昔(おいスペまで)、ミルキィホームズオタだった自身としては、
なんとも言えない感じです。
OP曲としては、疾走感ありすぎるので、
テーマも星ということで、もう少し綺麗めなメロディーのほうが好みでした。
個別ED曲はこれもなんの因果なのか、新田恵海さんでした。
本来あり得ないと思うのですが、
EDのスタッフロールでアーティスト名の記載がありませんでした。
(作詞、作曲、編曲等の記載があるのにアーティストが無いのはありえないよね?)
アダルト業界に関連するものは引退されたということですし、
なんか事情ありありな感じなのでしょうね・・・。
ED曲としては、えみつんの声はED曲には合わないような気がする・・・(ハッキリ)
良い意味で声が力強すぎるんですよね。ただ、EDではないかな、と。
個人的にはEDは
「このゲームも終わりかあ」とか「なんだかんだでやってよかったなー」
みたいな読破感を感じられるのが、EDにおいて名曲の条件だと思ってますが、
ちょっとえみつんの声はそういうイメージとは違う・・・ってのが理由です。
グランドEDの曲は凪役の遥そらさんです。
本作のボーカル曲の中では一番好きです。
まず「めざめのうた」というタイトルが好きですね。
GRAND後の曲名としては非常に良いタイトルです。
曲調も上記で書いたように、読破感を感じられる良いメロディーでした。
美少女ゲームに限らず、サブカルチャー全般のお歌というのは
作品の完成度に引っ張られるのが常ですので、難しいですね。
この曲もシナリオの完成度がより高ければ・・・といった気持ちがあります。
■総評
美少女ゲームの評価というのは
・自分がキャラをどこまで気に入るか
・自分の期待値に大してどれだけ良い感想を持つことができたか
・客観的に拙くても自分の好き嫌い
があるので、あまり数字にするのは得意ではないのですが、
本作は点数にするなら、個人的には100点満点中75点です。
その理由は、設定は面白くする要素があるのに、
シナリオが短すぎて畳み方が怒涛すぎる点につきます。
また、
・凪以外のキャラ、個別が立ってなさすぎる点
・御三家や街の歴史が闇とかいう割に意外をあっさりしてた点
も、少々残念だったかなと。
他、キャラゲーやCG、シーンとしては申し分無かったので、その点は良です。
例えば、個別後にショートエピソードが追加される作りは個人的に好みです。
本編に関係ない内容でもさらっとしたエピソードが面白かったりしました。
こういう内容が共通にもう少し欲しかったというのが本音です。
キャラゲーとして期待している方にはオススメしますが、
ガチガチに面白いシナリオを期待しているとボリューム不足かなと思います。
次回作が出るなら、今度はもう少しボリュームある作品になることを祈ります。
ただの量産型萌えゲーメーカーになるよりかはこの方向で頑張って欲しい所存です。
キャラやCGといった面はもうこのメーカーの目玉になっている感じがあるので、
そこは捨てて欲しくないのですが・・・。

実はこんなものまで掴んでいます。
FDを出すメーカーか知らないですが、今後の展開も何か聞けるかもですね。
元々、この週末はすべて星恋ティンクルで潰すつもりだったのですが・・・
儚くも期待の半分くらいの時間で終わってしまったので、
キミの瞳にヒットミーでもやることにします。
2月は買っても1本ですかね。来月はまた社畜、隠居、引きこもりになりそうです。
実は東京のサイン会も参加してきました(3/11)
接近系のイベントでしたが、ロケーションがよく分からないイベントでした。

2016夏コミグッズの絵を使ったアレですね。エッチです。
スポンサーサイト
category: アニメ・ゲーム
天色*アイルノーツ レビュー
2017/01/24 Tue. 23:12 [edit]

更新
今更記事にするか悩んだのですが、
まあやり直したわけでもなく、正真正銘、初見なので書くことにしました。
というわけで今日はゆずソフトの
天色*アイルノーツのレビュー記事です。
今更すぎですね。
1月の新作までの繋ぎとしてヌルヌルとやってたのですが、先日クリアしました。

やったものは積極的に書いていかないと更新しなくなりますからね・・・。
つづき(ネタバレあります)
-- 続きを読む --
先日終わりました。
何故、今更アイルノーツかというと、
「ゆずソフトの作品で自分がプレイしていないものがこれだけだから」
といった理由で、せっかくだしやっておくかーと思ったからであります。
(ちょうど何やるか持て余している時にゆずソフトから年賀状が届きましたしね)
そんなにゆず好きを公言しているわけでもなければ、信者でもないつもりなのですが、
結局、毎度買ってしまうメーカーみたいな位置づけになっていたりします。
じゃあぬるっといきます。
シナリオですが、ヒロインは4人。サブヒロイン2人。
サブは2周目以降に攻略可能です。
いつものゆずらしく、短いとはいえちゃんとサブらしいシナリオがついています。
ルートそれぞれの時間は
共通・・・4h
シャーリィ・・・4h
夕音・・・4.5h
愛莉・・・3.5h
真咲・・・4h
ティア・・・2h
木乃香・・・2h
計24h
こうして数字にすると大分長いような。というか長すぎるような。
大体の時間はメモしながらやっているのですが、間違えたかな・・・。
印象としてはシナリオもあってか夕音が長かったような気がします。
■共通
舞台は空の上に浮かぶ島、ライゼルグに主人公が教師として赴任するところから。
空に浮かぶ島やら、人外(獣耳やエルフなど)といった
ファンタジーな設定も強い本作ですが、
ゲームもしては普通の萌えゲで、そんなに設定は強くありません。
共通はヒロインや学校に慣れるくらいまでです。
チャプターとしては6-4くらいまでが共通です。
ゆったりした雰囲気で退屈に感じる人も多いと思いますが、
元々共通は短めなので、個人的にあまり間延びはしなかったです。
というのも、ゆずにしては珍しく
第一印象でビビッときたヒロインが自分は居なかったので
どの子は良さげなんだろ?と品定めしてたおかげで楽しめた印象です。
萌えゲで大事なのはやはりヒロインかなと思いますが、
特別推すキャラがいるのも良いですが、捨てヒロインがいないってのも
ゲームの評価に大きく関わってくるのかなと今回思いました。
共通を抜けた印象としては
「真咲が1番人気そうだなあ、でも夕音ちゃんもエッチだな…
愛莉ちゃんはぷりちーで、シャーリィは…まあ普通かな…」
といった印象でした。
■シャーリィ
最後にプレイしました。
シナリオとしては主人公の過去や気持ちメインです。
この手のゲームって大体はヒロイン側に問題が発生するものなんですが、
そういった流れにならないのは珍しいですね。
分かりやすい悪人とか問題が発生するようなシナリオではなく、
周りに支えられて自分で気付きがあるといった内容です。
個人的には結構好きな部類なので、良かったと思います。
ゆずの特徴といえば特徴なんですが、本当に悪人いないですね。
兄(レナード)も少し突っかかってくるかな?と思ったのですが、
結構最後まで良い人でした。(ちょっとキャラが崩壊してたけど)
そういう流れが嫌いな方には本ルートはオススメできるかな、と。
優しい世界、って感じでした。
キャラですが、個人的に共通の時点ではそんなに興味なかったのですが、
個別は割と良いなと思いました。
少し頭のネジが外れてる変人ぷりが面白かったです。
■夕音
最初にプレイしました。
シナリオは、ヒロイン自身のトラウマやお家事情がメインです。
個人的には1番つまらないルートだったかな、と。
陸上パートも退屈でしたし、オチも特に魅力が無かったので。
強いて言うなら、ルートに入ってご主人様してるときが1番楽しかったです。
キャラとしては結構好きなのですけどね。
車の人のお声も久々に聞いた気がしますが、合ってて良かったです。
あとは何と言っても、陸上競技の服、あれはエッチすぎてズルイでしょう…。
ただ、他ルートでは全然目立ってなかったような気がするのが残念です。
■愛莉
2番目にプレイしました。
シナリオは自身の目標とアイデンティティについてです。
内容はライゼルグにきた目的を考えたり、将来を考えたりと、
ありふれてるのですが、テキストが大分良かったです。
他のルートと雰囲気が違い、なかなかにコメディでした。良い意味で。
可愛いという意味でなく、普通に面白いという意味で心の中でジワジワ笑えたので
これはこれで良いルートだったかなと思ってます、
キャラも良いですね。暴走気味でカラ回りしている感じがうまく出てます。
ゆず声優(夏野こおり)さんの底力でしょうか。貴重なロリ担当です。
個別をやっていると、他ルートでもなんかジワジワきます。
■真咲
3番目にプレイしました。
シナリオはセリアンスロープ(人外設定)の体質について
設定を活かしてキャラを押し出してきている感が満載でした。
本作の中でも萌えに特化したシナリオだったかなと。
あとは本作の中では珍しく設定を少し活かしていますね。
初恋すると発情するとかなんなんだよそれ…って印象でした。
桐谷華さんのお声が好きなら溶けること間違いなし、って具合です。
それに加えてまあまあコンパクトにまとまっていたので悪くなかったかなと。
親父さんが邪魔かのように長い間フェードアウトしてたのは笑いました。
ただ、キャラがヒットしないとおそらく退屈なので、キツイと思われます。
キャラは個別でのキャラ力があったので、悪くなかったです。
性格もウケそうだし、巨乳、そしてお声、これは人気でも頷けます。
加えてそのキャラ力もあってか、他ルートでも映えてましたしね。
■ティア
サブも短めですがそれなりのシナリオがあります。
内容としてはエルフの恋愛についてです。
主人公と恋愛するけど、結婚はできません、みたいな話です。
最終的にはゴリ押しでなんとかするのでオチは普通なのですが、
妙にテキストが綺麗で良かった印象があります。ライター誰だろう?
締め方も花とか、花言葉とか、そういうのに弱いので嫌いじゃなかったです。
テキストのおかげかサブだと思ってたら割と良い気がする印象を持ちました。
途中、選択肢でメガネ有りとメガネ無しが選択できますがCG回収が面倒でした。
どちらか見たら登録してくれて良いです…。
キャラはサブなので、他ルートでは同僚程度で目立ちませんね。
しかしメインヒロイン4人にエルフいないのに
エルフとかいう設定を入れた意味は未だによく分かりません…。
■木乃香
こちらもそれなりのシナリオがあります。
内容としては自身のルーツについてです。
どこからともなく現れた謎の少女設定なので妥当ですね。
しかし、オチが…、
神隠し的に昔から時代をワープしただけという微妙なオチでした。
しかもそれに付随する設定も適当すぎる…。
本作、人外もいたり、島の存在自体だったり、魔石だったりと、
設定だけはファンタジーなので彼方人のルーツは
それなりに大事な内容のはずなのだが…、結構適当でした。
キャラとしては、サブキャラでいる分にはセリフが尖ってて面白いのですが、
別に攻略は出来なくても良いかな…と個人的には思ってます。
褐色属性もないですしね。特別嫌いなわけでもないですが。
■グラフィック
相変わらずハイレベルですね。
日常CGが多めに感じた(共通が短いから?)のがとても良かったです。
ラッキースケベなCG、水着CG、お風呂CG、好きなんですよねえ。
本作はそういったものが多かったので、割とCGは好印象です。
特にゆずはシーンよりも、
そういうCGのほうが抜けるまであると自分は思ってます。
シーンはサブやアフターもあるおかげで予想よりも多かったです。
それにしても、オナ◯ーキャラはもう定番なんですね…。
自分だけなのかもしれないけど、特に主人公と夕音ちゃんのCGが
緋弾のアリアのキンちゃんと白雪にしか見えない…
とずっと思ってました。
■サウンド
ゆずソフトなのにOPがゆいにゃん・・・じゃないッ!
ってのはまあ前から知っていたんですが、なおすんですね。
個人的にOPはイントロは好きですが、サビがパッとしないといった印象です。
で、EDの「天色」ですが・・・
これ、良いですねえ~!(絶賛)
正直に申し上げてこの曲調に弱いです。しかも高まります。
TVアニメ、神のみぞ知るセカイ二期の「アイノヨカン」(大好きな曲)に似てるなぁ・・・
って一人でずっと思ってます。現場で聴きたいデス。
ゆずソフトも昨年のEGGには参戦してくれましたが、
キャラソン等もありますし、ゆずくらい曲があれば単独もできるような。
そんなわけでゆずソフトライブ、まだかなぁ、とアンケートハガキにまた書こうかなと思いマス。
BGMもライゼルグらしい、ほんのり落ち着いたものが多かったように思います。
悪く言うと少々眠くなってくるBGMと言えなくもないかなと。
■総評
本作、ネットの評判()や、知人からの意見であまり期待してませんでした。
そんな中で、という前提なんですが、萌えゲとしては思ったより悪くなかったです。
どのキャラもそれなりに楽しくやってた、ってのが1番でかいかなと。
萌えゲーは自分の印象がゲームの評価に強く繋がるなあ、と実感しました。
本作、第1印象(ビジュアル)は全然ビビっとこなかったのですけどね。
むしろそれが良かったのかもしれません。
良い意味でも悪い意味でも、平均的な魅力がありました。
と、上記は萌えゲとしての感想で、シナリオとしては大分粗が目立ちました。
まず設定についてですが、色んなファンタジー要素を盛る必要あったかな?と。
設定はあるけど、そういう世界なので、細かいことは気にしないでくれ。
のように感じました。
アイランド感を出したいなら、それに必要な設定だけで良かったんじゃないかなあと。
少なくとも彼方人とか、エルフとかはあまり居た意味が分かりませんでした。
そんなわけで
「萌えゲとしては思ったより良かったけど、設定・シナリオの面では雑だった」
というのが自分の感想でしょうか。
ゲームを製品としてみたときは、いつものゆずクオリティでハイレベルですので、
その点は毎度毎度、良いと思います。他メーカーもガンバレ…。
そういえばゆずは1年強に1本出すイメージなので、ぼちぼち春あたりに新作発表でしょうか。
次回作、どっちにしてもまた買うかと思うので期待してます。
明るく少しファンタジーな作品ばかりなので、次もそうなるかなあとは思ってますが、
個人的にはゆずの少し大人しく、綺麗めな作品を見てみたいなー、と思ってます。
1月の新作デーはいつものごとく秋葉原で回収していると思われますが、
もしかしたら戯画の「キミの瞳にヒットミー」の発売記念イベント(現場)に
出没しているかもしれません。。気分次第で。
あとは星恋ティンクルの記念イベントの整理券を掴みに行くかもしれません…。
長らくアダルトゲームの小さい箱の現場も行ってなかったので、どうかなと。
そっちも当日の気分次第です。
最近仕事が多忙なので、
新作もやりたいし、現場も覗きたいけど、力尽きてまったりかもしれません。
前々からなかなか楽しみな月だったので、当たってくれることを祈ってます。
ソフや他のツイッターとか見た感じ1/27は賑わいそうなので、楽しみにしてます。
先日終わりました。
何故、今更アイルノーツかというと、
「ゆずソフトの作品で自分がプレイしていないものがこれだけだから」
といった理由で、せっかくだしやっておくかーと思ったからであります。
(ちょうど何やるか持て余している時にゆずソフトから年賀状が届きましたしね)
そんなにゆず好きを公言しているわけでもなければ、信者でもないつもりなのですが、
結局、毎度買ってしまうメーカーみたいな位置づけになっていたりします。
じゃあぬるっといきます。
シナリオですが、ヒロインは4人。サブヒロイン2人。
サブは2周目以降に攻略可能です。
いつものゆずらしく、短いとはいえちゃんとサブらしいシナリオがついています。
ルートそれぞれの時間は
共通・・・4h
シャーリィ・・・4h
夕音・・・4.5h
愛莉・・・3.5h
真咲・・・4h
ティア・・・2h
木乃香・・・2h
計24h
こうして数字にすると大分長いような。というか長すぎるような。
大体の時間はメモしながらやっているのですが、間違えたかな・・・。
印象としてはシナリオもあってか夕音が長かったような気がします。
■共通
舞台は空の上に浮かぶ島、ライゼルグに主人公が教師として赴任するところから。
空に浮かぶ島やら、人外(獣耳やエルフなど)といった
ファンタジーな設定も強い本作ですが、
ゲームもしては普通の萌えゲで、そんなに設定は強くありません。
共通はヒロインや学校に慣れるくらいまでです。
チャプターとしては6-4くらいまでが共通です。
ゆったりした雰囲気で退屈に感じる人も多いと思いますが、
元々共通は短めなので、個人的にあまり間延びはしなかったです。
というのも、ゆずにしては珍しく
第一印象でビビッときたヒロインが自分は居なかったので
どの子は良さげなんだろ?と品定めしてたおかげで楽しめた印象です。
萌えゲで大事なのはやはりヒロインかなと思いますが、
特別推すキャラがいるのも良いですが、捨てヒロインがいないってのも
ゲームの評価に大きく関わってくるのかなと今回思いました。
共通を抜けた印象としては
「真咲が1番人気そうだなあ、でも夕音ちゃんもエッチだな…
愛莉ちゃんはぷりちーで、シャーリィは…まあ普通かな…」
といった印象でした。
■シャーリィ
最後にプレイしました。
シナリオとしては主人公の過去や気持ちメインです。
この手のゲームって大体はヒロイン側に問題が発生するものなんですが、
そういった流れにならないのは珍しいですね。
分かりやすい悪人とか問題が発生するようなシナリオではなく、
周りに支えられて自分で気付きがあるといった内容です。
個人的には結構好きな部類なので、良かったと思います。
ゆずの特徴といえば特徴なんですが、本当に悪人いないですね。
兄(レナード)も少し突っかかってくるかな?と思ったのですが、
結構最後まで良い人でした。(ちょっとキャラが崩壊してたけど)
そういう流れが嫌いな方には本ルートはオススメできるかな、と。
優しい世界、って感じでした。
キャラですが、個人的に共通の時点ではそんなに興味なかったのですが、
個別は割と良いなと思いました。
少し頭のネジが外れてる変人ぷりが面白かったです。
■夕音
最初にプレイしました。
シナリオは、ヒロイン自身のトラウマやお家事情がメインです。
個人的には1番つまらないルートだったかな、と。
陸上パートも退屈でしたし、オチも特に魅力が無かったので。
強いて言うなら、ルートに入ってご主人様してるときが1番楽しかったです。
キャラとしては結構好きなのですけどね。
車の人のお声も久々に聞いた気がしますが、合ってて良かったです。
あとは何と言っても、陸上競技の服、あれはエッチすぎてズルイでしょう…。
ただ、他ルートでは全然目立ってなかったような気がするのが残念です。
■愛莉
2番目にプレイしました。
シナリオは自身の目標とアイデンティティについてです。
内容はライゼルグにきた目的を考えたり、将来を考えたりと、
ありふれてるのですが、テキストが大分良かったです。
他のルートと雰囲気が違い、なかなかにコメディでした。良い意味で。
可愛いという意味でなく、普通に面白いという意味で心の中でジワジワ笑えたので
これはこれで良いルートだったかなと思ってます、
キャラも良いですね。暴走気味でカラ回りしている感じがうまく出てます。
ゆず声優(夏野こおり)さんの底力でしょうか。貴重なロリ担当です。
個別をやっていると、他ルートでもなんかジワジワきます。
■真咲
3番目にプレイしました。
シナリオはセリアンスロープ(人外設定)の体質について
設定を活かしてキャラを押し出してきている感が満載でした。
本作の中でも萌えに特化したシナリオだったかなと。
あとは本作の中では珍しく設定を少し活かしていますね。
初恋すると発情するとかなんなんだよそれ…って印象でした。
桐谷華さんのお声が好きなら溶けること間違いなし、って具合です。
それに加えてまあまあコンパクトにまとまっていたので悪くなかったかなと。
親父さんが邪魔かのように長い間フェードアウトしてたのは笑いました。
ただ、キャラがヒットしないとおそらく退屈なので、キツイと思われます。
キャラは個別でのキャラ力があったので、悪くなかったです。
性格もウケそうだし、巨乳、そしてお声、これは人気でも頷けます。
加えてそのキャラ力もあってか、他ルートでも映えてましたしね。
■ティア
サブも短めですがそれなりのシナリオがあります。
内容としてはエルフの恋愛についてです。
主人公と恋愛するけど、結婚はできません、みたいな話です。
最終的にはゴリ押しでなんとかするのでオチは普通なのですが、
妙にテキストが綺麗で良かった印象があります。ライター誰だろう?
締め方も花とか、花言葉とか、そういうのに弱いので嫌いじゃなかったです。
テキストのおかげかサブだと思ってたら割と良い気がする印象を持ちました。
途中、選択肢でメガネ有りとメガネ無しが選択できますがCG回収が面倒でした。
どちらか見たら登録してくれて良いです…。
キャラはサブなので、他ルートでは同僚程度で目立ちませんね。
しかしメインヒロイン4人にエルフいないのに
エルフとかいう設定を入れた意味は未だによく分かりません…。
■木乃香
こちらもそれなりのシナリオがあります。
内容としては自身のルーツについてです。
どこからともなく現れた謎の少女設定なので妥当ですね。
しかし、オチが…、
神隠し的に昔から時代をワープしただけという微妙なオチでした。
しかもそれに付随する設定も適当すぎる…。
本作、人外もいたり、島の存在自体だったり、魔石だったりと、
設定だけはファンタジーなので彼方人のルーツは
それなりに大事な内容のはずなのだが…、結構適当でした。
キャラとしては、サブキャラでいる分にはセリフが尖ってて面白いのですが、
別に攻略は出来なくても良いかな…と個人的には思ってます。
褐色属性もないですしね。特別嫌いなわけでもないですが。
■グラフィック
相変わらずハイレベルですね。
日常CGが多めに感じた(共通が短いから?)のがとても良かったです。
ラッキースケベなCG、水着CG、お風呂CG、好きなんですよねえ。
本作はそういったものが多かったので、割とCGは好印象です。
特にゆずはシーンよりも、
そういうCGのほうが抜けるまであると自分は思ってます。
シーンはサブやアフターもあるおかげで予想よりも多かったです。
それにしても、オナ◯ーキャラはもう定番なんですね…。
自分だけなのかもしれないけど、特に主人公と夕音ちゃんのCGが
緋弾のアリアのキンちゃんと白雪にしか見えない…
とずっと思ってました。
■サウンド
ゆずソフトなのにOPがゆいにゃん・・・じゃないッ!
ってのはまあ前から知っていたんですが、なおすんですね。
個人的にOPはイントロは好きですが、サビがパッとしないといった印象です。
で、EDの「天色」ですが・・・
これ、良いですねえ~!(絶賛)
正直に申し上げてこの曲調に弱いです。しかも高まります。
TVアニメ、神のみぞ知るセカイ二期の「アイノヨカン」(大好きな曲)に似てるなぁ・・・
って一人でずっと思ってます。現場で聴きたいデス。
ゆずソフトも昨年のEGGには参戦してくれましたが、
キャラソン等もありますし、ゆずくらい曲があれば単独もできるような。
そんなわけでゆずソフトライブ、まだかなぁ、とアンケートハガキにまた書こうかなと思いマス。
BGMもライゼルグらしい、ほんのり落ち着いたものが多かったように思います。
悪く言うと少々眠くなってくるBGMと言えなくもないかなと。
■総評
本作、ネットの評判()や、知人からの意見であまり期待してませんでした。
そんな中で、という前提なんですが、萌えゲとしては思ったより悪くなかったです。
どのキャラもそれなりに楽しくやってた、ってのが1番でかいかなと。
萌えゲーは自分の印象がゲームの評価に強く繋がるなあ、と実感しました。
本作、第1印象(ビジュアル)は全然ビビっとこなかったのですけどね。
むしろそれが良かったのかもしれません。
良い意味でも悪い意味でも、平均的な魅力がありました。
と、上記は萌えゲとしての感想で、シナリオとしては大分粗が目立ちました。
まず設定についてですが、色んなファンタジー要素を盛る必要あったかな?と。
設定はあるけど、そういう世界なので、細かいことは気にしないでくれ。
のように感じました。
アイランド感を出したいなら、それに必要な設定だけで良かったんじゃないかなあと。
少なくとも彼方人とか、エルフとかはあまり居た意味が分かりませんでした。
そんなわけで
「萌えゲとしては思ったより良かったけど、設定・シナリオの面では雑だった」
というのが自分の感想でしょうか。
ゲームを製品としてみたときは、いつものゆずクオリティでハイレベルですので、
その点は毎度毎度、良いと思います。他メーカーもガンバレ…。
そういえばゆずは1年強に1本出すイメージなので、ぼちぼち春あたりに新作発表でしょうか。
次回作、どっちにしてもまた買うかと思うので期待してます。
明るく少しファンタジーな作品ばかりなので、次もそうなるかなあとは思ってますが、
個人的にはゆずの少し大人しく、綺麗めな作品を見てみたいなー、と思ってます。
1月の新作デーはいつものごとく秋葉原で回収していると思われますが、
もしかしたら戯画の「キミの瞳にヒットミー」の発売記念イベント(現場)に
出没しているかもしれません。。気分次第で。
あとは星恋ティンクルの記念イベントの整理券を掴みに行くかもしれません…。
長らくアダルトゲームの小さい箱の現場も行ってなかったので、どうかなと。
そっちも当日の気分次第です。
最近仕事が多忙なので、
新作もやりたいし、現場も覗きたいけど、力尽きてまったりかもしれません。
前々からなかなか楽しみな月だったので、当たってくれることを祈ってます。
ソフや他のツイッターとか見た感じ1/27は賑わいそうなので、楽しみにしてます。
category: アニメ・ゲーム
あきゆめくくる レビュー
2017/01/09 Mon. 10:27 [edit]

更新
新年明けましておめでとうございます。
先月は全く更新していませんでしたが、
単純に新作を買っておらず、適当に昔の作品をやり直したり
仕事に明け暮れていただけなので、死んだいたというわけではありません。
誰が見ているんだ、って感じですが、今年もぼちぼち更新できたら良いなと思います。
よろしくお願い致します。
というわけで、新年1発目の今日は12月の新作
すみっこソフトのあきゆめくくるのレビューです。

春、夏、ときて期待の秋の新作ですね。
実は自分はこの手のシリーズを一つもやったこと無いんですよね。
春と夏が世間の評判が上々なので、興味があって買いました。
といっても予約して買ったわけではないのですけどね・・・。
暇だし買うか、くらいの気持ちで年が明けてから唐突に購入しました。
つづき(ネタバレあります)
-- 続きを読む --
昨日終わりました。
先にも書きましたが、「はる」「なつ」はなかなか良評判みたいですね。
両方とやったこと無いので、気になっていたし購入といった具合です。
ブランド的にもすっかり本シリーズが定番になっているみたいで。
また2年後くらいには「ふゆ」も間違いなく出るのでしょうね。
シナリオですが、ヒロインは4人。
3人攻略後に残り1人が開放、その後にエピローグといった具合です。
サブルートも一応ありますが、シーンがあるだけといっていい内容です。
ルートそれぞれの時間は
共通・・・6h
歩・・・3.5h
柚月・・・3.5h
キス・・・3.5h
沙織・・・4h
みはや、ノア・・・15分
エピローグ・・・1h
計22h
こんなところでした。平均よりも長いですね。ボリュームあります。
ただ、展開は遅い印象を受けたので、
長さの割には大ボリュームなシナリオだったなー!とは感じませんでした。
前置きしておくと、唐突に買ったので前情報とかHPとかほとんど見てません。
そんなわけで理解不足もあるかもしれませんが、それぞれ書いていきます。
■共通
量子力学を背景にして色々な不思議現象が取り巻いています。
シナリオとしては、主人公が1日がループする街ルルランに送り込まれ、
各キャラ、不思議現象と出会い、ラブコメを始めてしばらく立つまでですね。
前情報無しだと最初、謎だらけである本作を理解しようとして読むので
結構真剣に読み進められました。
そして、特に教養なくとも、描写されていない裏や背景を読まなくても、
出てくる展開とテキストをよく読めば
ある程度理解できるようになっていたところが良ポイントです。
あとは期待するところが違うのかもしれませんが、もっとSFチックに話が進んだり、
咎家、闘争、サトりんの過去の話もあるかと思っていたので
思ったよりも日常マシマシな具合だったのが残念です。
その日常描写ですが・・・、クレイジーなキャラが多すぎ、シモネタ日常多すぎで
間延びしている印象を受けたのが結構辛かったです。長い。
個人的には日常は少し抑えめにして
どんどんシナリオ進行してもらったほうが嬉しかったです。
■歩
2番目にプレイしました。
久々にこの声を聞いた気もします。
ダミ声っぽさがイマイチ合っていない気もしました。
シナリオとしては闘争絡みの心情がメインです。
ただ、後半の駆け足感がすごかったです。
もちろん、闘争絡みの感情中心になるんだろうなとは思ってましたが・・・
概要くらいしか闘争のことは分かりませんでしたし、
観測し直しの描写についても急展開で理解が浅くなってしまった部分があります。
こんなに終盤の勾配を激しくしなくてもしっかり描写できるテキスト量あったのでは?
と感じざるを得ませんでした。
キャラとしては、他のキャラがクレイジーすぎるので、
本作の中では良く言えば普通、悪く言えば目立たない、という印象でした。
■柚月
最初にプレイしました。
杏子御津さんですね・・・。
最初合ってないなーと思いましたが、
このキャラのクレイジーさが分かってくると、むしろ合ってるすらしてきました。
シナリオとしてはWSPさん絡みがメインです。
駆け足感は無かったですが、終わり方にすごくブツ切りを感じました。
本ルートでWSPさんや多世界の鍵になるコネクトームのことを何となく理解できるので
終わった後に考えると面白いルートだったように感じます。
最初のほうにやると良いかもしれませんね。
終わり方ですが結末まで書かずに、区切りがついたところで
俺たちの戦いはこれからだENDにされた、みたいな印象を受けました。
EDが流れ始めたときは、「え?終わり?ここから良いとこでは?」と素で思ってました。
結構楽しんでやってたルートなだけにそこが残念。
キャラとしてはぶっ飛んでますね。クレイジーです。
去勢、ノーパン、露出、淫乱と色が強すぎます。
日常は全体的に微妙と思ってる自分ですが、本キャラは良い意味でぶっ飛んでました。
■キス
3番目にプレイしました。
アダルトゲームする人の7割以上の共通見解だと思うのですが、
この声には本当に弱いですね・・・。聞くたびに溶けます。
シナリオとしてはキス自身についてがメインです。
まとまっていますが、SFチックというより他に比べてラブコメ色が強いですかね。
変な土織さん(ドリドリさん)と話している時は
本作のSFチックさを分かりやすく体感することができるのが良いですね。
ラブコメが強いので、人外と評されつつも思ったより呆気ない感じも残っています。
やる前はSF色や本作の設定に関わるのが1番強いルートかな?と思っていたので。
(そう思ったいたので3番目にやったわけですが)
キャラとしては単純にビジュアルと中の人補正が強いです。
もう少し可愛らしさを押し出してるCGがあると嬉しかったですが・・・。
■沙織
4番目にプレイしました。最後にしかプレイできないので。
HPとか前情報とか何も見てなかったとかはあるのですが、
なんでこいつだけ後開放なんだろうなー、とバカ丸出しでやってました。
シナリオとしては作品全体に関わる設定がメインです。
ここまででなんとなく理解してたことが、ようやく線を結ぶ感じがしました。
それでもまだ浅い部分も結構残っているのが残念といえば残念です。
他ルートよりも長めだった気がしますが、スラスラ集中して読み進められました。
面白かったですが、サトりんが正ヒロインと思われても仕方ないですね。
エピローグ含め、やり終えると結局ラブコメじゃん!という爽快感もあります。
そういった意味では物足りない人もいるのではないかと思います。
キャラとしては、ルートとルート外で1番違いますね。
とりあえずシモネタ多すぎるのがヒロインとして玉に瑕でした。
■みはや
ルートとしてはシーンが1回あるだけです。
キャラとしては最終的に一番まともなのがなんとも。
原島家を始めとした咎家の話ももう少し合ってもいいかと思うのですが。
ルルランやラブコメ中心で保持者や過去の話が薄いのが
本作として残念な部分でもあります。
■ノア
ルートとしてはシーンが1回あるだけです。
サブキャラとしてテキストのアクセントになっている良いキャラでしたが
個人的にシーンは別にいらなかったかな・・・。
他キャラに比べてルルランにいる理由が謎のキャラでしたが
そこはそれなりに回収してくれて満足しています。
■グラフィック
シーン数も今時にしては少ないですし、CGも少なめですね。
塗りや立ち絵は綺麗なんですが、どことなく古臭い印象も受けました。
フルプライスなら枚数的にもう少し欲しかったというのが本音です。
内容としては序盤はなかなか下半身にくるものもありましたけどね。
主に去勢兼ノーパンさんとか特に。ああいうものに相変わらず弱いです。
後半になってしまうとグッとくるものはほとんど無かったです。
あとは気嚢とか設定は置いといて巨乳多めなのは良いと思います。
■サウンド
曲は悪くないのですが、使い方がすごく下手でしたね。
いくらなんでもコロコロ変えすぎでは?
日常なんだかシナリオ進行の真っ最中なんだか、
非常に分かりづらくなってしまっている気がします。
ボーカル曲は終わった後になかなか意味を考えさせてくれる良いタイトルですね。
個人的にメロディーはそこまでヒットしませんでした。
■総評
最終的には、「ある程度理解でき、ある程度理解できないSF風味のラブコメ」
といった印象をシナリオに抱きました。
そういった全体的な骨組みは良いような気がするのですが、
完全にすっきりした状態で終えたルートが無かったのが微妙でした。
捉え方によっては、唐突に終わってしまったように見えなくもないです。
まあ、「サトりんが観測の必要が無くなるので秋が終わった」と思えば
そうなんだろうなとは思ってはいますが、そういう曖昧さが残りました。
「サトりんを好きにならない主人公が好きなサトりん」は良いな、と思いました。
でもご都合主義的なサトりんルートは無いんですね。
この作品ならそんなサトりんのためのルートも合ってもいいのかな、
と思っているのですが・・・。
無いっていうのも設定を色強く出してますし、これで良いのかもしれないですね。
・ラブコメと「るるる」の因果
・サトりんの気持ちの描写
・量子力学を絡めたSFチックなシナリオ
このあたりは上手くできているな、と思いました。
・過去改変(観測し直し)の描写
・主人公と咎家の過去
・サトりんと先生の過去
・ルルランと300年後の世界の関係
このあたりは逆にもうちょっと欲しかったかなと個人的に思っている部分です。
本作の設定について、1回読んだだけだとまだ理解は出来ていないのでしょうけど。
(というか曖昧な部分を残しているのが本作の良さ?)
あと個人的にキツかったのは、テキストが大分肌に合いませんでした。
奇を衒った勢いのあるテキスト、と言えば印象は良いんですが・・・。
毎度、シモネタしか話してないような日常シーンの多さが
あそこのメーカーの色、というなら大分合わなかったです。
そんなことよりシナリオ進行をもうちょっと丁寧に・・・と思いました。
そんな中でもしっかり理解しながら進めないといけない作品でしたので、
読み進めるのにはいつもより時間がかかってしまった気がします。
あと、細かいところを言うと誤字脱字が大分多かったですね。
パッチは当てていなかったのですが、多分あるのでしょうね。
そんなわけで、作品全体としてはコテコテしていても、結局ラブコメ!
と思えば、シナリオとしては満足感のあるものだったと思います。
ガチガチのSFシナリオに期待していると微妙かもしれない。
「ふゆ」については、期待はしても良いかと思ってますので、
もう少し自分好みの作品であると良いな、なんて思ってます。
年末年始の休暇も終わってしまうので、
1月の新作までまた隠居していようと思います。
1月は2、3本は買いそうです。
昨日終わりました。
先にも書きましたが、「はる」「なつ」はなかなか良評判みたいですね。
両方とやったこと無いので、気になっていたし購入といった具合です。
ブランド的にもすっかり本シリーズが定番になっているみたいで。
また2年後くらいには「ふゆ」も間違いなく出るのでしょうね。
シナリオですが、ヒロインは4人。
3人攻略後に残り1人が開放、その後にエピローグといった具合です。
サブルートも一応ありますが、シーンがあるだけといっていい内容です。
ルートそれぞれの時間は
共通・・・6h
歩・・・3.5h
柚月・・・3.5h
キス・・・3.5h
沙織・・・4h
みはや、ノア・・・15分
エピローグ・・・1h
計22h
こんなところでした。平均よりも長いですね。ボリュームあります。
ただ、展開は遅い印象を受けたので、
長さの割には大ボリュームなシナリオだったなー!とは感じませんでした。
前置きしておくと、唐突に買ったので前情報とかHPとかほとんど見てません。
そんなわけで理解不足もあるかもしれませんが、それぞれ書いていきます。
■共通
量子力学を背景にして色々な不思議現象が取り巻いています。
シナリオとしては、主人公が1日がループする街ルルランに送り込まれ、
各キャラ、不思議現象と出会い、ラブコメを始めてしばらく立つまでですね。
前情報無しだと最初、謎だらけである本作を理解しようとして読むので
結構真剣に読み進められました。
そして、特に教養なくとも、描写されていない裏や背景を読まなくても、
出てくる展開とテキストをよく読めば
ある程度理解できるようになっていたところが良ポイントです。
あとは期待するところが違うのかもしれませんが、もっとSFチックに話が進んだり、
咎家、闘争、サトりんの過去の話もあるかと思っていたので
思ったよりも日常マシマシな具合だったのが残念です。
その日常描写ですが・・・、クレイジーなキャラが多すぎ、シモネタ日常多すぎで
間延びしている印象を受けたのが結構辛かったです。長い。
個人的には日常は少し抑えめにして
どんどんシナリオ進行してもらったほうが嬉しかったです。
■歩
2番目にプレイしました。
久々にこの声を聞いた気もします。
ダミ声っぽさがイマイチ合っていない気もしました。
シナリオとしては闘争絡みの心情がメインです。
ただ、後半の駆け足感がすごかったです。
もちろん、闘争絡みの感情中心になるんだろうなとは思ってましたが・・・
概要くらいしか闘争のことは分かりませんでしたし、
観測し直しの描写についても急展開で理解が浅くなってしまった部分があります。
こんなに終盤の勾配を激しくしなくてもしっかり描写できるテキスト量あったのでは?
と感じざるを得ませんでした。
キャラとしては、他のキャラがクレイジーすぎるので、
本作の中では良く言えば普通、悪く言えば目立たない、という印象でした。
■柚月
最初にプレイしました。
杏子御津さんですね・・・。
最初合ってないなーと思いましたが、
このキャラのクレイジーさが分かってくると、むしろ合ってるすらしてきました。
シナリオとしてはWSPさん絡みがメインです。
駆け足感は無かったですが、終わり方にすごくブツ切りを感じました。
本ルートでWSPさんや多世界の鍵になるコネクトームのことを何となく理解できるので
終わった後に考えると面白いルートだったように感じます。
最初のほうにやると良いかもしれませんね。
終わり方ですが結末まで書かずに、区切りがついたところで
俺たちの戦いはこれからだENDにされた、みたいな印象を受けました。
EDが流れ始めたときは、「え?終わり?ここから良いとこでは?」と素で思ってました。
結構楽しんでやってたルートなだけにそこが残念。
キャラとしてはぶっ飛んでますね。クレイジーです。
去勢、ノーパン、露出、淫乱と色が強すぎます。
日常は全体的に微妙と思ってる自分ですが、本キャラは良い意味でぶっ飛んでました。
■キス
3番目にプレイしました。
アダルトゲームする人の7割以上の共通見解だと思うのですが、
この声には本当に弱いですね・・・。聞くたびに溶けます。
シナリオとしてはキス自身についてがメインです。
まとまっていますが、SFチックというより他に比べてラブコメ色が強いですかね。
変な土織さん(ドリドリさん)と話している時は
本作のSFチックさを分かりやすく体感することができるのが良いですね。
ラブコメが強いので、人外と評されつつも思ったより呆気ない感じも残っています。
やる前はSF色や本作の設定に関わるのが1番強いルートかな?と思っていたので。
(そう思ったいたので3番目にやったわけですが)
キャラとしては単純にビジュアルと中の人補正が強いです。
もう少し可愛らしさを押し出してるCGがあると嬉しかったですが・・・。
■沙織
4番目にプレイしました。最後にしかプレイできないので。
HPとか前情報とか何も見てなかったとかはあるのですが、
なんでこいつだけ後開放なんだろうなー、とバカ丸出しでやってました。
シナリオとしては作品全体に関わる設定がメインです。
ここまででなんとなく理解してたことが、ようやく線を結ぶ感じがしました。
それでもまだ浅い部分も結構残っているのが残念といえば残念です。
他ルートよりも長めだった気がしますが、スラスラ集中して読み進められました。
面白かったですが、サトりんが正ヒロインと思われても仕方ないですね。
エピローグ含め、やり終えると結局ラブコメじゃん!という爽快感もあります。
そういった意味では物足りない人もいるのではないかと思います。
キャラとしては、ルートとルート外で1番違いますね。
とりあえずシモネタ多すぎるのがヒロインとして玉に瑕でした。
■みはや
ルートとしてはシーンが1回あるだけです。
キャラとしては最終的に一番まともなのがなんとも。
原島家を始めとした咎家の話ももう少し合ってもいいかと思うのですが。
ルルランやラブコメ中心で保持者や過去の話が薄いのが
本作として残念な部分でもあります。
■ノア
ルートとしてはシーンが1回あるだけです。
サブキャラとしてテキストのアクセントになっている良いキャラでしたが
個人的にシーンは別にいらなかったかな・・・。
他キャラに比べてルルランにいる理由が謎のキャラでしたが
そこはそれなりに回収してくれて満足しています。
■グラフィック
シーン数も今時にしては少ないですし、CGも少なめですね。
塗りや立ち絵は綺麗なんですが、どことなく古臭い印象も受けました。
フルプライスなら枚数的にもう少し欲しかったというのが本音です。
内容としては序盤はなかなか下半身にくるものもありましたけどね。
主に去勢兼ノーパンさんとか特に。ああいうものに相変わらず弱いです。
後半になってしまうとグッとくるものはほとんど無かったです。
あとは気嚢とか設定は置いといて巨乳多めなのは良いと思います。
■サウンド
曲は悪くないのですが、使い方がすごく下手でしたね。
いくらなんでもコロコロ変えすぎでは?
日常なんだかシナリオ進行の真っ最中なんだか、
非常に分かりづらくなってしまっている気がします。
ボーカル曲は終わった後になかなか意味を考えさせてくれる良いタイトルですね。
個人的にメロディーはそこまでヒットしませんでした。
■総評
最終的には、「ある程度理解でき、ある程度理解できないSF風味のラブコメ」
といった印象をシナリオに抱きました。
そういった全体的な骨組みは良いような気がするのですが、
完全にすっきりした状態で終えたルートが無かったのが微妙でした。
捉え方によっては、唐突に終わってしまったように見えなくもないです。
まあ、「サトりんが観測の必要が無くなるので秋が終わった」と思えば
そうなんだろうなとは思ってはいますが、そういう曖昧さが残りました。
「サトりんを好きにならない主人公が好きなサトりん」は良いな、と思いました。
でもご都合主義的なサトりんルートは無いんですね。
この作品ならそんなサトりんのためのルートも合ってもいいのかな、
と思っているのですが・・・。
無いっていうのも設定を色強く出してますし、これで良いのかもしれないですね。
・ラブコメと「るるる」の因果
・サトりんの気持ちの描写
・量子力学を絡めたSFチックなシナリオ
このあたりは上手くできているな、と思いました。
・過去改変(観測し直し)の描写
・主人公と咎家の過去
・サトりんと先生の過去
・ルルランと300年後の世界の関係
このあたりは逆にもうちょっと欲しかったかなと個人的に思っている部分です。
本作の設定について、1回読んだだけだとまだ理解は出来ていないのでしょうけど。
(というか曖昧な部分を残しているのが本作の良さ?)
あと個人的にキツかったのは、テキストが大分肌に合いませんでした。
奇を衒った勢いのあるテキスト、と言えば印象は良いんですが・・・。
毎度、シモネタしか話してないような日常シーンの多さが
あそこのメーカーの色、というなら大分合わなかったです。
そんなことよりシナリオ進行をもうちょっと丁寧に・・・と思いました。
そんな中でもしっかり理解しながら進めないといけない作品でしたので、
読み進めるのにはいつもより時間がかかってしまった気がします。
あと、細かいところを言うと誤字脱字が大分多かったですね。
パッチは当てていなかったのですが、多分あるのでしょうね。
そんなわけで、作品全体としてはコテコテしていても、結局ラブコメ!
と思えば、シナリオとしては満足感のあるものだったと思います。
ガチガチのSFシナリオに期待していると微妙かもしれない。
「ふゆ」については、期待はしても良いかと思ってますので、
もう少し自分好みの作品であると良いな、なんて思ってます。
年末年始の休暇も終わってしまうので、
1月の新作までまた隠居していようと思います。
1月は2、3本は買いそうです。
category: アニメ・ゲーム
| h o m e |