タユタマ2 -you're the only one- レビュー
2016/10/16 Sun. 13:03 [edit]

更新
10月も半ばになりました。
いきなり寒くなってきましたね。
今日は先月発売した、Lump of Sugar最新作
タユタマ2のレビューです。
実は先週既に終えていたのですが、ブログ書く気にならず今週まで放置してました。

作品のレベル的にはなかなかキツイものでしたが、書いていきます。
つづき(ネタバレあります)
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まさか2が出るとはカケラも思っていなかったので、
発表された時はえっ!?ってさすがになりましたね。
だって、時間経ちすぎでしょう。
あまり知らなかったんですが、ランプってまだ10年くらいの割に
作品すごい数出してますね。2ラインではあると思いますが。
てっきり年1くらいで10本目くらいかな?
と思ったら15本とか出してますね。
しばらく離れてたので出したものも全くわかりませんでした。
多分最後に記憶あるのはHello, good-byeでしょうか。
タユタマはランプの代表作になるかと思いますし、
ここで2出したのは・・・色々展開してみたものの、
ビッグタイトルが出なくて、苦し半分、ってとこでしょうか。
タユタマの続編かあ…しょうがないにゃぁ…
という具合に買ってしまった一人です。
とはいっても、個人的には
タユタマも世界観と歌と余韻は良いなーと思ってたくらいで、
内容が「秀逸だった」とか「名作だった」いう記憶は全くないです。
では参ります。
ルート構成ですが、開放順はましろ以外の3人→ましろです。
買う前に少し疑問だったのが、
「主人公変わるのにましろがヒロインってどゆこと?
もしかしてゆーりしゃん、NTRですか?」
みたいなこと思ってましたが・・・。
さすがにそんなこともなく、
ましろルートだけゆーりしゃんが主人公なんですね。
ルートそれぞれの時間は
共通・・・3h
こはく・・・2.5h
緋文・・・2.5h
菜乃・・・2.5h
ましろ・・・2.5h
サブシナリオ、後日談・・・2h(1人あたり1h弱×3人)
約15h
短めです。ただ、数字にしてみると短すぎるわけでもないんですね。
ですが、大体のルートで転→結の流れがダメすぎて、
雑に終わった感がものすごいです。
各々のキャラについて見ていきます。
■共通
導入〜各ヒロインのキャラ付けまでを描いています。
公式HPのストーリーを読んでいたので、
どんな導入なのか、多少は分かっていましたが、
冒頭からいきなり惚れました!結婚ヨロシク!
はいきなり過ぎましたね…。
理由もタユタマらしさを残しているようで、結構適当なような。
それから主人公と取り巻くヒロイン達の関係を描きます。
共存を巡っての意見や性格の違い、しがらみもあり、
まあ予想通りのタユタマの共通っぽい展開だなと思ってました。
(後々、適当に片付けられますけど)
主人公に影響されてモモちゃんという化成した子が登場します。
てっきり重要キャラ?とその時は思ってたのですが、
終わってみると登場させた理由が全くの意味不明でした。
「実は重要なたゆたいで〜」とか、
「モモの行動や性格に影響されて〜」とか
そのような展開あると思ってたんですけどね…。
とりあえず登場したけど、特に用もなく最後までいったのは驚き。
その他、共通やってる最中はそんなに感じなかったですけど、
終わってみると
「これ絶対もう延期できないから適当に出したでしょ…」
みたいな適当な設定や展開が思い当たりました。
主人公の空くんは特別良い主人公ってわけでもないですが、
このゲームだと理知的でまともだな〜と思ってます。
■こはく
こはくの内面の成長、町のいく末の物語
こうして書くと良い話みたいに思いますけど、
脈絡の無さすぎるいきなり展開
成長してるようでまるで成長していない…なこはく
そんな印象で割とひどいものでした。
「なぜ」「どのような出来事を経て」「どう変わったのか」
適当すぎます。
前半は主人公と新婚生活してただけにしか見えない…。
後半はまるで終わりの線が決められてるかのような唐突な展開。
フスマとの戦闘シーンも酷いものでした。まず短い。
唐突に出現して「は?」と思わせておいて、あっさり消滅
出現時には発狂し始めるし…、共通から何も成長していない…。
そんな中でめでたし、と〆られても何も残らんでしょう…。
初見のビジュアルは良いかなと思ってたんですが、
個人的にはキャラも全く気に入りませんでした。
■緋文
たゆたいと自分について、一つの山を乗り越えていく物語
共通をやって一番良いな〜って個人的に思ってたキャラです。
いるようで、そんなに見かけない。
ツボを抑えたキャラで共通では結構ニコニコでした。
本作のテーマとしては中途半端な立場で仕上げてあり、
パッとしないシナリオでもありますが、
まあでも他が酷いので、一番マシだったかもしれない…
でもあんだけ父親が娘想いっぽいキャラと展開してんのに
「一緒にいられんかもしれないし、ま◯ろに干されるかもだけど、
嘘ついてられないから迷惑承知で正直に言う!」
ってめっちゃ自己満だよね。
まあそれはこの手のゲームでよくあるから良いんだけど、
解決法が大人の茶番に付き合ったら許してもらえた、酷い〆だなと。
■菜乃
たゆたいと人間と在り方について自分の意思を再確認する物語
なんだけど…、書いてたことは
「私は卒業したらたゆたいとフリーダムに暮らすわ」
↓
クズキャラの親戚に裏切られ、暮らす場所なくなる
↓
「みんなに戦わせたくないし、もう旅に出るね」
という具合でヒロイン自体は成長も何もしてないのに
無理やり悪役を出して一本の話にしている感がものすごい。
最後は
「たゆたいのために、この世に関わりたくないから隠居するね」
みたいな終わり方だし…。何ソレって印象でした。
キャラとしても堅すぎて面白みがなかったかな。
龍子さんのほうがよっぽど人間らしいキャラだったと思います。
■ましろ
大筋は共通の裏描写、こはくルートに近い展開を描きます。
当然、キャラの関係がどうとか、成長がどうとかはないので
オマケとかサブシナリオ的な要素が強いですかね。
ましろルートをやる時にはもうずっと思ってたけど、
前作ヒロインズ、絶対いらんかったよね?
裏でコソコソしちゃって…。
ロクに役に立ったわけでも
今作キャラのシナリオに良い刺激を与えたわけでもなく…。
あとは「寿命ないし、三強ついてるし、どうとでもなるでしょ〜」
みたいなのが見え見えで、悪い意味で達観してました。
前作のゆーりしゃんとましろの決意とか、命の在り方とか、
その辺の余韻ぶち壊しもいいとこすぎる…。
結局、応龍・鵺・鳳凰は登場はしませんでしたね。
鵺くらいは人気なのでひょっこり出るかなと思ったのですが。
最後の桜の展開はアリかなとは思いましたが、
ここまでの流れでそれやられても…といった印象。
ED迎えた後の描写も前作の最後が台無し……って気分でしたね。
■グラフィック
相変わらず綺麗な原画ですよね。よろしいと思います。
今でも絵師買いしてる人はそれなりにいるのでは、思ってます。
最近どのゲームやっても思うのが、日常CG少なくない?と。
自分の気のせいなだけかなあ。
さすがにシーンはそういう用途で見てないのでなんともです。
この手のゲームは強みを理解して作品彩るCGが多くなって欲しい。
と自分は思います。
■サウンド
ボーカル、BGM共に悪くはないですね。
ですが、1が良すぎたので、全く届いてないという印象
タイトル画面で流れるBGM(ティザームービーでも使われてたやつ)
はてっきりボーカル曲なのかな、って思ってましたけど。
■総評
まごうことなきクソゲーでした。
本当にこれで完成しているのか、
発売日これ以上伸ばせないから無理やり出したんじゃなくて?
と疑いたくなるレベルだからです。
(今年そう思ってしまったゲームを掴むのは2本目)
それが顕著に分かるのが
個別の唐突な展開、それに対する適当な締め方、かなと思います。
ランプのゲームは後ろが酷いのが多い気がしますね。
(あまり覚えてないですが、いつ空の後半の意味分からなさ、など)
ゲーム単体として見ても酷いですし、
2という続編として見ても1を貶すような出来でした。
1の扱うテーマだとか、世界観は好きだっただけに、
2にはあの世界観をより昇華させてくれるものを期待していたので残念です。
10月は個人的に買いたい作品がないので、元気がないです。
先日、少し前の萌えゲーを買ったのでちまちま進めてます。
ALIA'S CARNIVAL Wパッケージってやつですね。
内容は「本編+FD+アペンド+追加ルート」と色々入っています。
あとは公式の特典が残っていることに釣られて購入しました。
(今の気分だと、大体は良質萌えゲーに感じてしまうから困る)
本編はそろそろ終わりですが他を含めると来月頭までは楽しめそう。
EGGも今月末。もうすぐですね。
現場も、その週の過ごし方も楽しみたいと思います。
まさか2が出るとはカケラも思っていなかったので、
発表された時はえっ!?ってさすがになりましたね。
だって、時間経ちすぎでしょう。
あまり知らなかったんですが、ランプってまだ10年くらいの割に
作品すごい数出してますね。2ラインではあると思いますが。
てっきり年1くらいで10本目くらいかな?
と思ったら15本とか出してますね。
しばらく離れてたので出したものも全くわかりませんでした。
多分最後に記憶あるのはHello, good-byeでしょうか。
タユタマはランプの代表作になるかと思いますし、
ここで2出したのは・・・色々展開してみたものの、
ビッグタイトルが出なくて、苦し半分、ってとこでしょうか。
タユタマの続編かあ…しょうがないにゃぁ…
という具合に買ってしまった一人です。
とはいっても、個人的には
タユタマも世界観と歌と余韻は良いなーと思ってたくらいで、
内容が「秀逸だった」とか「名作だった」いう記憶は全くないです。
では参ります。
ルート構成ですが、開放順はましろ以外の3人→ましろです。
買う前に少し疑問だったのが、
「主人公変わるのにましろがヒロインってどゆこと?
もしかしてゆーりしゃん、NTRですか?」
みたいなこと思ってましたが・・・。
さすがにそんなこともなく、
ましろルートだけゆーりしゃんが主人公なんですね。
ルートそれぞれの時間は
共通・・・3h
こはく・・・2.5h
緋文・・・2.5h
菜乃・・・2.5h
ましろ・・・2.5h
サブシナリオ、後日談・・・2h(1人あたり1h弱×3人)
約15h
短めです。ただ、数字にしてみると短すぎるわけでもないんですね。
ですが、大体のルートで転→結の流れがダメすぎて、
雑に終わった感がものすごいです。
各々のキャラについて見ていきます。
■共通
導入〜各ヒロインのキャラ付けまでを描いています。
公式HPのストーリーを読んでいたので、
どんな導入なのか、多少は分かっていましたが、
冒頭からいきなり惚れました!結婚ヨロシク!
はいきなり過ぎましたね…。
理由もタユタマらしさを残しているようで、結構適当なような。
それから主人公と取り巻くヒロイン達の関係を描きます。
共存を巡っての意見や性格の違い、しがらみもあり、
まあ予想通りのタユタマの共通っぽい展開だなと思ってました。
(後々、適当に片付けられますけど)
主人公に影響されてモモちゃんという化成した子が登場します。
てっきり重要キャラ?とその時は思ってたのですが、
終わってみると登場させた理由が全くの意味不明でした。
「実は重要なたゆたいで〜」とか、
「モモの行動や性格に影響されて〜」とか
そのような展開あると思ってたんですけどね…。
とりあえず登場したけど、特に用もなく最後までいったのは驚き。
その他、共通やってる最中はそんなに感じなかったですけど、
終わってみると
「これ絶対もう延期できないから適当に出したでしょ…」
みたいな適当な設定や展開が思い当たりました。
主人公の空くんは特別良い主人公ってわけでもないですが、
このゲームだと理知的でまともだな〜と思ってます。
■こはく
こはくの内面の成長、町のいく末の物語
こうして書くと良い話みたいに思いますけど、
脈絡の無さすぎるいきなり展開
成長してるようでまるで成長していない…なこはく
そんな印象で割とひどいものでした。
「なぜ」「どのような出来事を経て」「どう変わったのか」
適当すぎます。
前半は主人公と新婚生活してただけにしか見えない…。
後半はまるで終わりの線が決められてるかのような唐突な展開。
フスマとの戦闘シーンも酷いものでした。まず短い。
唐突に出現して「は?」と思わせておいて、あっさり消滅
出現時には発狂し始めるし…、共通から何も成長していない…。
そんな中でめでたし、と〆られても何も残らんでしょう…。
初見のビジュアルは良いかなと思ってたんですが、
個人的にはキャラも全く気に入りませんでした。
■緋文
たゆたいと自分について、一つの山を乗り越えていく物語
共通をやって一番良いな〜って個人的に思ってたキャラです。
いるようで、そんなに見かけない。
ツボを抑えたキャラで共通では結構ニコニコでした。
本作のテーマとしては中途半端な立場で仕上げてあり、
パッとしないシナリオでもありますが、
まあでも他が酷いので、一番マシだったかもしれない…
でもあんだけ父親が娘想いっぽいキャラと展開してんのに
「一緒にいられんかもしれないし、ま◯ろに干されるかもだけど、
嘘ついてられないから迷惑承知で正直に言う!」
ってめっちゃ自己満だよね。
まあそれはこの手のゲームでよくあるから良いんだけど、
解決法が大人の茶番に付き合ったら許してもらえた、酷い〆だなと。
■菜乃
たゆたいと人間と在り方について自分の意思を再確認する物語
なんだけど…、書いてたことは
「私は卒業したらたゆたいとフリーダムに暮らすわ」
↓
クズキャラの親戚に裏切られ、暮らす場所なくなる
↓
「みんなに戦わせたくないし、もう旅に出るね」
という具合でヒロイン自体は成長も何もしてないのに
無理やり悪役を出して一本の話にしている感がものすごい。
最後は
「たゆたいのために、この世に関わりたくないから隠居するね」
みたいな終わり方だし…。何ソレって印象でした。
キャラとしても堅すぎて面白みがなかったかな。
龍子さんのほうがよっぽど人間らしいキャラだったと思います。
■ましろ
大筋は共通の裏描写、こはくルートに近い展開を描きます。
当然、キャラの関係がどうとか、成長がどうとかはないので
オマケとかサブシナリオ的な要素が強いですかね。
ましろルートをやる時にはもうずっと思ってたけど、
前作ヒロインズ、絶対いらんかったよね?
裏でコソコソしちゃって…。
ロクに役に立ったわけでも
今作キャラのシナリオに良い刺激を与えたわけでもなく…。
あとは「寿命ないし、三強ついてるし、どうとでもなるでしょ〜」
みたいなのが見え見えで、悪い意味で達観してました。
前作のゆーりしゃんとましろの決意とか、命の在り方とか、
その辺の余韻ぶち壊しもいいとこすぎる…。
結局、応龍・鵺・鳳凰は登場はしませんでしたね。
鵺くらいは人気なのでひょっこり出るかなと思ったのですが。
最後の桜の展開はアリかなとは思いましたが、
ここまでの流れでそれやられても…といった印象。
ED迎えた後の描写も前作の最後が台無し……って気分でしたね。
■グラフィック
相変わらず綺麗な原画ですよね。よろしいと思います。
今でも絵師買いしてる人はそれなりにいるのでは、思ってます。
最近どのゲームやっても思うのが、日常CG少なくない?と。
自分の気のせいなだけかなあ。
さすがにシーンはそういう用途で見てないのでなんともです。
この手のゲームは強みを理解して作品彩るCGが多くなって欲しい。
と自分は思います。
■サウンド
ボーカル、BGM共に悪くはないですね。
ですが、1が良すぎたので、全く届いてないという印象
タイトル画面で流れるBGM(ティザームービーでも使われてたやつ)
はてっきりボーカル曲なのかな、って思ってましたけど。
■総評
まごうことなきクソゲーでした。
本当にこれで完成しているのか、
発売日これ以上伸ばせないから無理やり出したんじゃなくて?
と疑いたくなるレベルだからです。
(今年そう思ってしまったゲームを掴むのは2本目)
それが顕著に分かるのが
個別の唐突な展開、それに対する適当な締め方、かなと思います。
ランプのゲームは後ろが酷いのが多い気がしますね。
(あまり覚えてないですが、いつ空の後半の意味分からなさ、など)
ゲーム単体として見ても酷いですし、
2という続編として見ても1を貶すような出来でした。
1の扱うテーマだとか、世界観は好きだっただけに、
2にはあの世界観をより昇華させてくれるものを期待していたので残念です。
10月は個人的に買いたい作品がないので、元気がないです。
先日、少し前の萌えゲーを買ったのでちまちま進めてます。
ALIA'S CARNIVAL Wパッケージってやつですね。
内容は「本編+FD+アペンド+追加ルート」と色々入っています。
あとは公式の特典が残っていることに釣られて購入しました。
(今の気分だと、大体は良質萌えゲーに感じてしまうから困る)
本編はそろそろ終わりですが他を含めると来月頭までは楽しめそう。
EGGも今月末。もうすぐですね。
現場も、その週の過ごし方も楽しみたいと思います。
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category: アニメ・ゲーム
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